今週は米国10年債の利回り急上昇をきっかけに米国株式は大幅安になりました。でも僕は今回の株安を特に心配していません。
株価の上昇に配当額が追い付いてこなければ、株式の配当利回りは下がります。低金利で国債は不人気で、価格が下がって利回りが上昇しました。
その結果、
「配当利回り > 国債利回り」
から
「配当利回り < 国債利回り」
に変わったことで、「株式よりも国債を買ったほうが利回りが良い」という判断になり、資金の大移動が発生したのだと思います。
割高なものから割安なものに、資金が移動したのですね。資金が移動したら利回りはまた逆転するので、今回の米国株安は一時的なものであると、僕は見ています。
ここで大量のパニック売りが発生すると、大暴落ということになってしまうのですけどね。
2月4週目 投信積み立て残高
それでは、米国の株安によって僕の投信積み立てがどうなったか、見てみましょうか。
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 41,000 | 43,008 | 2,008 | 4.90% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 20,000 | 20,979 | 979 | 4.90% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 4,958 | -42 | -0.84% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 3,333 | 3,437 | 104 | 3.12% |
合計 | 69,333 | 72,382 | 3,049 | 4.40% |
前週 | 69,333 | 73,465 | 4,132 | 5.96% |
前週との差額 | 0 | -1,083 | -1,083 | -1.56% |
楽天カード(投信積み立て) | 683 |
ハッピープログラム(投信残高) | 0 |
獲得楽天ポイント合計 | 683 |
実質損益(金額) | 3,732 |
実質損益(%) | 5.38% |
総額で約千円、1.56%の減少になりました。しかしまだ3千円のプラスを維持しています。まだ積み立て期間は2か月ですが、これまでに積み重なった利益があるので、今回の米国株安もどうということはないですね。
週毎の損益の推移
続いて、週毎の損益のグラフです。
さすがに利益が4分の1も減ってしまうと、グラフで見たらはっきりと出てしまいますね。1月の利益の総額がまるごと消えたも同然です。
先月も月末に減少してから大きく伸びているので、来月の大幅上昇に期待したいところです。
個別のファンドの1週間を振り返る
ここからは、個別のファンドについてみてみましょう。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
先週から720円の減少になりました。1.75%のマイナスですね。
大きく減っていますが、まだ2千円の利益が出ています。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
先週から272円の減少です。1.36%のマイナスです。
米国以外はそれほど大きく値を下げていない、と言いたいところですが、金曜日に英国株が大きく値下がりしていて、それがまだ反映されていませんね。
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス
先週から29円減りました。マイナス0.58%ですか。
楽天・全米株式 インデックス・ファンド
先週から62円の減少ですね。1.86%のマイナスと、下落率では一番大きくなってしまいました。
今週のまとめ
先月に続いて、今月も積み立て買い増し前の良い調整下げとなることを期待しています。
債券の価格が株価にも大きく影響するので、自分が買わないから債券を気にしないというのは危ないよ、ということです。
米国が国債の金利をコロナ前の水準にまで戻したら、今回とは桁違いの資金が移動することになって、株価が大暴落してしまうことが予想されるわけですが…どうやって調整するつもりなんでしょうかねぇ。
虎がやったことだ、虎が悪い、虎のせいだ、と責任をすべて押し付けて知らぬフリの強硬策にならないことを祈るばかりです。
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個別のファンドについては、こちらのページで解説しています。→ファンド解説のページ
ちなみに、SBI証券の投信損益は…メンテ中で確認できませんでした。
※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。
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