投信積立7月3週目　米国は物価上昇でも売上好調なようですね

７月３週目、11日～15日の投信積立の記録です。

この週は米国では

・消費者物価指数（CPI）
・生産者物価指数（PPI）
・小売売上高

などの発表がありました。
早急なインフレ対策をしなければ、とFRBとかが言っているので、物価指数は重要な指標です。
６月後半は原油価格の下落とかもあったのですが、発表された６月の物価指数はCPIとPPIともに、かなり高い数値になりました。
高いインフレ率と前週の雇用統計が堅調な数値だったことで、大幅な利上げが警戒されて米国株価は下落しました。
指数の発表前から政府関係者とやらの話で「かなり高い数値になる」と事前に出ていたので、物価指数の発表前の週明けから株価は下落していたのですが。

高い物価上昇率だったのですが、金曜日に発表された小売売上高も予想よりも高い数値でした。

『物価は上昇しているが、米国経済はまだ衰退していない』

と思われたのか、その後に控えている４～６月期の決算発表に期待が高まったのか、週末の15日金曜日には米国株価は上昇に転じました。

7月3週目　投信積み立て残高

高いインフレ率でS&P500指数は下落、しかし依然好調な売上で週末に上昇へ

高いインフレ率による大幅利上げへの警戒からか、S&P500指数は週明けから下落して、木曜日には前の週に上げた分をほとんど吐き出しました。
FRBは雇用と物価の安定を第一としているそうです。
雇用は順調、物価は高いとあれば、物価を下げるために政策金利を上げる。
物価を大きく下げるには、金利を大きく上げる。
前回のFOMCでFRBは0.75％の大幅利上げを行ったのですが、7月のFOMCではさらに追加で１％の利上げを行うのではないか、という予想が大きくなりました。
しかし米国長期国債の金利は上がらずむしろ下がって、株価はさほど大きな下落にはならなかった印象です。

冒頭にも書いたようにインフレ率は高いながらも売上高も依然高く、企業決算の発表ラッシュへの期待などもあって週末には株価は上昇しました。
それでも木曜日までは下落が続いていたので、週末の終値は前週から１％弱の下落になりました。

為替は円安でeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額はさほど下がらず

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は、前週末から149円、0.8％くらいの下落になりました。
S&P500指数の木曜日の終値は天井と底になったので、3902→3790と112ポイント、３％近い下落でした。
しかし大幅利上げへの警戒で、為替が急速に円安ドル高になりました。
その結果、ファンドの基準価額はあまり大きな下落にはなりませんでした。

楽天証券の投資信託保有総額は約１％の減少

僕の楽天証券での投信保有総額は、前週末から6,611円、約１％減りました。
含み益の合計は59,374円。
10％がまた少し遠のきました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は0.8％くらいの下落で、eMAXIS Slim 先進国債券インデックスは円安の影響で利益増加だったのですが、eMAXIS Slim 先進国株式インデックスと楽天・全米株式 インデックス･ファンドは１％を超える下落でした。

7月3週目　損益の推移

損益は前週から少し減ってしまいました。
でも６月後半の減りっぷりと比べたら、些細なものですね。
少しでもお金は減らしたくないですが、将来に期待して今は安く買い増ししたい。
悩ましいですね。

7月3週目　SBI証券の投信損益も微減

SBI証券の投信損益は728,041円でした。
先週から1万3千円くらい減りました。
楽天証券保有分でもS&P500ファンドは全米株式ファンドよりも下落率が小さかったので、SBI・V・全米株式ファンドよりもSBI・V・S&P500ファンドのほうが保有額が多いことが影響しているんですかね。

７月３週目　まとめ

１週間遅れての更新になってしまいましたが、その週に何があって、どんな株価変動があったのか記録しておくことも大事なので…。

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