株運用1月1週目 日銀からの少し遅れた落とし弾?

株式ETF運用状況・めざせ不労所得生活2023年1月1週目

2023年1月1週目、4日~6日の日本株の運用と、経済の話とかです。

年明け1回目なので、まずはあけました。
年末年始は年末ラリーとかご祝儀相場とか、株価が騰がりやすいという時期でしたが、日本市場に景気の良い話はあまり無くて、むしろ日本だけブラック・クリスマスだったなーという感じでした。
黒田だけに。

銀行株保有者にとっては一足早いお年玉になって、そこだけは景気の良い話でしたが、銀行株に集中投資ならともかく、それなりに分散して保有していたらダメージのほうが大きい年末株安だったのではないでしょうか。

もう一つの株安元凶は、年明け早々に意味の分からないことを言っていました。
増税は素早い決断をするけど、それ以外は検討してお願いするばかり。

企業には賃金上昇をお願いする。
国民には投資を促す。
大企業は利益をあげているのだから、投資でその利益の分配を得る、それはわかります。
でも賃金上昇をしたら、企業の利益は減ります。
賃金上昇と投資、どちらも利益の分配なのですが、方向性は逆向きです。
賃金を上げたら、投資での分配は減るのです。

2024年にはNISAの制度変更で投資を促すのでしょうけど、その後には法人税の増税が待っています。
これも企業の利益を減らします。

賃金が上昇して、余裕ができた資金で国民は投資をして、その資金で企業は業績を伸ばし、税収は増える。
うまく回れば、そうなる可能性もゼロではないでしょう。
でもおそらくは…賃金が上昇するのはごく一部、企業は増税で衰退してその後は賃金は下降、株価も下がって投資した資金は溶けて無くなる。
税収は下がり補うために増税して、さらに国は衰退する。
そんなところでしょうか。

最近ではついに異次元の妄想を始めたようですし、与党の議員先生方は次の選挙で失職する前に、彼をなんとかしたほうが良いんじゃないですかね。

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1月1週目の日本株、日経平均とか振り返り

日経平均株価2023年1月1週目株価チャート
日経平均株価2023年1月1週目株価チャート
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです

前週、年末の日経平均株価は、辛うじて26000円台をキープしていました。

1月4日 大発会で大発火、新年早々大炎上

東証は3日まで休みでした。

4日は新年の市場開き、大発会です。
日経平均は新年早々の大発火、大炎上といった感じになりました。

日本が休みの間に米国市場では株価が下落していたり、為替が円高に向かって一時は129円台になるなどしていました。
日経平均は新年の始値から25000円台に突入し、終値は25,716円でした。
米国市場でアップルやテスラなどハイテク株が大きく下落していたことが影響したでしょうか。

5日 米国株高で反発するものの、勢いはなし

5日の日経平均は少し反発して上昇しました。
前日の米国株価が少し反発したからでしょうか。

しかし朝に上昇したものの勢いは続かず、26000円台に届く前に失速しました。
それでも前日から100円程度あげて、終値は25,820円でした。
為替が年末年始に急速に進んでいた円高から、少し円安に向かったことも好材料になっているのかもしれません。

6日 米国株安でも日本株高、でも週間では続落に

5日の夜の米国市場では雇用関連の経済指標が高い数値だったことでインフレ懸念が再燃して、株安になっていました。
6日の日経平均もそのあおりを受けたのか、安く始まりました。
でもすぐに上昇を始めると、午後には26000円台を回復しました。
しかし夜間に米国で株価が大きく動きそうな雇用統計の発表を控えていることと、日本市場は3連休に入って身動き取れなくなることを嫌ってか、早々に手仕舞いといった感じで終わり間際には失速しています。

日経平均の週末の終値は、25,973.85円。
3日間だけですが週間では120円の小幅な下落になりましたが、26000円を割りました。

終わり間際といえば、日銀の関係筋の話として「日銀はイールドカーブコントロール(YCC)の再修正は急がない」との一部報道がありました。
早期の金利上昇は見込めない、という受け止め方をしたのか銀行株が急落する場面がありました。

長期国債の金利は上昇しましたが、黒田総裁は緩和政策の維持を言い続けています。
日銀の方向性としては特に変更があったようには見えませんが、株価上昇が続いていた銀行株なので、個人の狼狽売りを誘おうとした売り仕掛けなのかなーという印象もありますね。

僕はすでに銀行株は売って逃げていますけど。

2023.1.6 株式ETF保有銘柄リスト

コード銘柄数量取得単価1/6時価1/6評価額見込み損益(%)
1343NEXT FUNDS
東証REIT指数ETF
502,0351,990.599,525-2,225-2.19%
1476iシェアーズ・コア
Jリート ETF
501,975.41,90895,400-3,370-3.41%
1496iシェアーズ 米ドル建て
投資適格社債ETF H有
1001,934.302,001.0200,1006,6703.45%
1497iシェアーズ 米ドル建て
ハイイールド社債ETF H有
2001,990.091,964.0392,800-5,218-1.31%
1597MAXIS Jリート ETF101,8941,896.018,960200.11%
1812鹿島建設2001,3701,472294,40020,4007.45%
2621iシェアーズ
米国債20年超(H有)
4001,493.6251,502600,8003,3500.56%
2782セリア1002,5402,957295,70041,70016.42%
3468スターアジア
不動産投資法人
358,70053,800161,400-14,700-8.35%
5020ENEOSホールディングス1000424.29444.7444,70020,4104.81%
5105TOYO TIRE3001,596.21,487446,100-32,760-6.84%
5909コロナ10086586786,7002000.23%
8893新日本建物1600400.125452723,20083,00012.96%
合計3,742,3083,859,785117,4773.14%
前週3,723,3683,846,425123,0573.30%
前週との差18,94013,360-5,580-0.17%
2023.01.06 株式ETF保有リスト

・購入

コード銘柄数量取得単価
1597MAXIS Jリート ETF101,894
2023年1月1週目 購入リスト

<1597>MAXIS Jリート上場投信を購入

1597-MAXIS Jリート上場投信 2023.1.6株価チャート
1597-MAXIS Jリート上場投信 2023.1.6株価チャート
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです

<1597>MAXIS Jリート上場投信を購入しました。

J-REITは下落して利回りが上昇

J-REITは黒田砲で急落後、年末は多少価格が戻っていました。
しかし2023年は下落で始まりました。

昨年末に保有調整で一旦売却した後、再購入しようと指値を入れていたけど約定していなかったのですが、年末よりも安くなっているので買いました。

1488と1597では信託報酬は1597のほうが低い

前週も少し迷っていたのですが、以前保有していた1488と今回購入した1597は決算月が同じです。
分配金が出る月も同じです。

1488の購入理由は、同じ決算月の中では1488が信託報酬が最安値でした。
それと貸株金利が少し高い。
しかし2022年に1597の信託報酬が引き下げられていて、J-REITのETFの中でも1597が最安値になりました。

少し前に比較もしたのですが、1597のほうが分配金利回りが若干高い、という結果もあったので、今回は1597を買うことにしました。

<2621>iシェアーズ 米国債20年超ETFはまた価格上昇へ

2621-iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)ETF 2023年1月6日株価チャート
2621-iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)ETF 2023年1月6日株価チャート
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年末に下落傾向だった2621-iシェアーズ 米国債20年超ETFは、また年明け後は価格が上昇しています。

週末の米国市場では株価が大きく上昇して、中長期の米国債利回りは下がっています。
米国ETFのTLTもそこそこ値上がりしているので、週明けの2621ETFも価格上昇を見込みたいところですが、もう少し1400円台で買い増ししておきたかったですね。
でも週明けは分配金の権利落ちで安くなるかも?

<2782>セリア、12月の売上高が好調で株価上昇

2782-セリア 2023年1月6日株価チャート
2782-セリア 2023年1月6日株価チャート
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです

<2782>セリアは株価が急騰しました。

1月5日に発表した12月の売上高が良好だったようです。
月次の売上高はセリアのWebサイト等で確認できます。
6日には朝から急騰して、3000円台に乗りました。

しかし為替が円安に向かっていたことが懸念されたのか、朝に高騰したもののじりじりと下げて、終値は2957円でした。
日本市場が閉じた後、為替は円高になっているので、週明けはまた流れが変わるかもしれないですね。
月曜の米国市場でまた何が起こるかわかりませんけど。

含み益の合計は5千円減少

ETFの買い増しで保有総額は増えました。
セリアと米国債券ETFは上昇しましたが、リートは下落、ほかの保有銘柄も概ね下落しました。

年末に雪が降ったりで寒かったですけど、今年は暖冬っぽくてコロナも下落しています。
買い直しで含み損を解消した1343ETFも、早速の含み損になりました。

含み益の合計は、前週から5,580円減って、117,477円になりました。

1月1週目 合計損益

今週の売却損益0
2023年売却損益0
2023年の配当・分配金0
未収配当・分配金444
12月 貸株金利325
2023年 貸株金利合計325
2023年 確定損益合計769
2023年 確定損益(%)0.02%
2023年 確定損益+見込み損益118,246
2023年 確定損益+見込み損益(%)3.16%
前年までの 貸株金利合計4,533
前年までの 売却損益合計437,069
前年までの 配当・分配金合計119,115
通算 確定損益合計561,486
通算 確定損益+見込み損益678,963
通算 確定損益+見込み損益(%)18.14%
2023年1月1週目 合計収支

年が変わったので、年間利益はリセットされました。
2022年の利益から税金分を引きました。

2022年の税金は約9万円

2022年 貸株金利合計3,025
2022年 売買損益合計347,204
2022年 配当金・分配金合計102,539
2022年 売却益税金70,528
2022年 配当金税金20,441
2022年 税引き後確定損益361,799
2022年の確定損益

2022年の税金は9万円くらいでした。
手元の集計と証券会社の集計でズレていたので、証券会社の集計に合わせました。
どこでズレたのかわからないので、過去ログはそのままです。

2022年12月ぶんの貸株金利は325円

月初なので前月分の貸株金利の入金がありました。
2022年12月ぶんの貸株金利は325円でした。
保有総額が増えていたので、貸株金利もそこそこ増えていました。

2023.01.06 損益の推移

2023.01.06 株式ETF損益の推移
2023.01.06 株式ETF損益の推移

前年の税金を差し引いたので、損益はそこそこ減りました。
前年よりも利益が増えているのでまだ良いのですけど。

保有総額は増えているので、配当金・分配金は前年よりも増えるはずなのです。

減配が無いといいなぁ。

1月1週目のまとめ

今年も割安だと思う銘柄を買って、割高になったと思ったら売る。
そんな感じでやっていきたいと思います。

当面はS&P500が3500を割ったら為替ヘッジ有のETFを買おう、と思っていたのですが…上がってるからどうしようかな…。
米国債も上がってるし、もっと騰がる前に買っておくか、また下がったら買うのか、迷ってしまいますね。
多少上がっても、長期で見れば安値圏かと思いますけど、短期的にはまた下がるかも、と思うとなかなか手を出しづらいところです。

次週の運用状況はこちら。

先週の運用状況はこちらのページになります。

それ以前の運用状況はこちら→株式ETF運用状況・過去ログ

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※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。

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