投信積立9月2週目 米国株価は失速気味? 下げたら買いは危険?

投資信託を積み立てて資産を増やすぞ2021年9月2週目

新型コロナの再拡大による経済縮小や、間近に迫っていると思われるテーパリングへの警戒などもあり、米国株価が失速気味だというような記事が増えてきました。

8月にはS&P500指数が1%を超えて上昇する日が無かった。
9月に入ってからは駄々下がり中。

というのを見ると、確かに失速していると見ることができます。

7月はどうだったか、というと、確かに1日で1.5%くらい上昇している日がありました。

では7月には勢いがあったのか、というと、そんなことはなく、S&P500指数の7月の月間上昇率は2.3%でした。
対して8月は2.9%の上昇率です。
6月も2.2%くらいの上昇率でした。

7月は大きく上昇した日があった、というのも、前日に1.5%下げた後の反発で戻しただけでした。
8月も1%下げた日がありましたが、7月ほど大きく下げた日が無く、反発も小さくなっただけです。

となると、米国株価が失速気味、という記事は売らせたい勢のポジショントークでは?

と思えてくるのですが、昨年は9月、10月とS&P500指数は大きく値を下げているので、少し値を下げたところを買い場だと思って飛びつくのは、危ないのかもしれませんね。

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9月2週目 投信積み立て残高

ファンド名投資総額時価総額損益(金額)損益(%)
eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
181,000202,56221,56211.91%
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
90,00099,5369,53610.60%
eMAXIS Slim
先進国債券インデックス
5,0005,1451452.90%
楽天・全米株式
インデックス・ファンド
49,99553,7863,7917.58%
合計325,995361,02935,03410.75%
前週325,995365,24439,24912.04%
前週との差額0-4,215-4,215-1.29%
2021.9.10 楽天証券の投信積み立て残高
積み立ては2021年1月に開始

S&P500指数は週間で1.7%の下落に

S&P500指数2021年9月2週目株価チャート
S&P500指数2021年9月2週目株価チャート
画像はGoogle検索結果のスクリーンショットです

9月2週目のS&P500指数は、下落が続きました。
金曜日には少し大きめの下落になり、週間では1.7%程度の下落です。

米国は月曜が休みでした。
上のチャートには前週金曜日の値上がりが含まれているので、ちょっとずれてますね。

S&P500ファンドは1.1%くらいの下落になっています。
大きめの下落になった金曜日の株価が反映される月曜には、更に基準価額が下がることが予想されます。

米国では14日火曜日に8月の消費者物価指数が発表される予定なので、その結果で株価も動きそうです。
ここで消費の落ち込みを数値として叩きつけられると、株価も下がりそうなものですが。
米国株価は下がると反発して上がってきていますが、それがいつまで続くのか注目したいところです。

VTIは1.8%の値下がりに

VTI 2021年9月2週目株価チャート
VTI 2021年9月2週目株価チャート
画像はGoogle検索結果のスクリーンショットです

VTIは週間で1.8%の値下がりになりました。
S&P500指数よりも、若干ですが大きな値下がりになっています。
小型株の値下がりが大型株よりも大きかったんですかね?

楽天全米株式ファンドの値下がりは1.2%程度で、VTIと同様にS&P500ファンドよりも少し値下がりの幅が大きくなりました。

保有総額は4千円、1.3%のマイナスに

僕の投信積立の保有総額は4,215円減って、361,029円になりました。
約1.3%減りました。
だだ、まだ金曜日の下落が反映されていないので、それを加味すると2%程度の減少になるでしょうか。
ちょっと大きいですね。

まだ10%程度の見込み利益がありますが、いつのまにか米国株式の積み立てよりも、僕の株とETFの運用のほうが利益率が圧倒的に高くなってきました。
見込み利益込みでは、25%の利益率なので。どやぁ。

9月2週目 週毎の損益の推移

2021.09.11 週毎の投信損益推移グラフ
2021.09.11 週毎の投信損益推移グラフ

月曜に更に下がることを考慮すると、ちょっと下がり方が大きいですね。
ここ数カ月は、下げてもすぐに反発して、さらに上昇する…というのが続いていました。
しかし、それも『経済は回復に向かっている』ということがあってのものです。
最近発表されている雇用統計とか、経済関連の指数などは、経済回復の鈍化・落ち込みを示しています。

それに加えて、テーパリングが迫っている、というのもあります。

僕は米国株価が下がったらETFを買って、反発する際の値上がりで利益を狙う、ということをたまにやっていましたが、今回はちょっとタイミングが難しそうです。

9月2週目 まとめ

テーパリングがー

って、何度も書いていますけど、テーパリングとは何か?
って問われると、説明するのは少々難しいのですが、具体的なことは決まってなさそうなので、発表されてから改めて考えたら良いんじゃないですかね。

簡単に言うと、日銀砲、黒田バズーカみたいなものです。
企業が発行した社債などの債券を大量に買い上げて、市場に資金を流しているのですが、買い取る量を減らしていく、という感じですね。
止めるのではなく減らしていくだけで、買った債券を売るわけでもないです。

なので、直ちに影響はない、ということなのですが…。

リーマンショック後にもやっているのですが、その時は市場が大混乱したそうです。

テンパリングですね。

SBI証券の投信損益は714,927円でした。
先週から1万円とちょっと減りました。
意外と少ないのは、まだちょっと残っている日本株ファンドの値上がりですかね。
売却するの早まったかなー。

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※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。

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