新型コロナの再拡大による経済縮小や、間近に迫っていると思われるテーパリングへの警戒などもあり、米国株価が失速気味だというような記事が増えてきました。
8月にはS&P500指数が1%を超えて上昇する日が無かった。
9月に入ってからは駄々下がり中。
というのを見ると、確かに失速していると見ることができます。
7月はどうだったか、というと、確かに1日で1.5%くらい上昇している日がありました。
では7月には勢いがあったのか、というと、そんなことはなく、S&P500指数の7月の月間上昇率は2.3%でした。
対して8月は2.9%の上昇率です。
6月も2.2%くらいの上昇率でした。
7月は大きく上昇した日があった、というのも、前日に1.5%下げた後の反発で戻しただけでした。
8月も1%下げた日がありましたが、7月ほど大きく下げた日が無く、反発も小さくなっただけです。
となると、米国株価が失速気味、という記事は売らせたい勢のポジショントークでは?
と思えてくるのですが、昨年は9月、10月とS&P500指数は大きく値を下げているので、少し値を下げたところを買い場だと思って飛びつくのは、危ないのかもしれませんね。
9月2週目 投信積み立て残高
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 181,000 | 202,562 | 21,562 | 11.91% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 90,000 | 99,536 | 9,536 | 10.60% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 5,145 | 145 | 2.90% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 49,995 | 53,786 | 3,791 | 7.58% |
合計 | 325,995 | 361,029 | 35,034 | 10.75% |
前週 | 325,995 | 365,244 | 39,249 | 12.04% |
前週との差額 | 0 | -4,215 | -4,215 | -1.29% |
積み立ては2021年1月に開始
S&P500指数は週間で1.7%の下落に
9月2週目のS&P500指数は、下落が続きました。
金曜日には少し大きめの下落になり、週間では1.7%程度の下落です。
米国は月曜が休みでした。
上のチャートには前週金曜日の値上がりが含まれているので、ちょっとずれてますね。
S&P500ファンドは1.1%くらいの下落になっています。
大きめの下落になった金曜日の株価が反映される月曜には、更に基準価額が下がることが予想されます。
米国では14日火曜日に8月の消費者物価指数が発表される予定なので、その結果で株価も動きそうです。
ここで消費の落ち込みを数値として叩きつけられると、株価も下がりそうなものですが。
米国株価は下がると反発して上がってきていますが、それがいつまで続くのか注目したいところです。
VTIは1.8%の値下がりに
画像はGoogle検索結果のスクリーンショットです
VTIは週間で1.8%の値下がりになりました。
S&P500指数よりも、若干ですが大きな値下がりになっています。
小型株の値下がりが大型株よりも大きかったんですかね?
楽天全米株式ファンドの値下がりは1.2%程度で、VTIと同様にS&P500ファンドよりも少し値下がりの幅が大きくなりました。
保有総額は4千円、1.3%のマイナスに
僕の投信積立の保有総額は4,215円減って、361,029円になりました。
約1.3%減りました。
だだ、まだ金曜日の下落が反映されていないので、それを加味すると2%程度の減少になるでしょうか。
ちょっと大きいですね。
まだ10%程度の見込み利益がありますが、いつのまにか米国株式の積み立てよりも、僕の株とETFの運用のほうが利益率が圧倒的に高くなってきました。
見込み利益込みでは、25%の利益率なので。どやぁ。
9月2週目 週毎の損益の推移
月曜に更に下がることを考慮すると、ちょっと下がり方が大きいですね。
ここ数カ月は、下げてもすぐに反発して、さらに上昇する…というのが続いていました。
しかし、それも『経済は回復に向かっている』ということがあってのものです。
最近発表されている雇用統計とか、経済関連の指数などは、経済回復の鈍化・落ち込みを示しています。
それに加えて、テーパリングが迫っている、というのもあります。
僕は米国株価が下がったらETFを買って、反発する際の値上がりで利益を狙う、ということをたまにやっていましたが、今回はちょっとタイミングが難しそうです。
9月2週目 まとめ
テーパリングがー
って、何度も書いていますけど、テーパリングとは何か?
って問われると、説明するのは少々難しいのですが、具体的なことは決まってなさそうなので、発表されてから改めて考えたら良いんじゃないですかね。
簡単に言うと、日銀砲、黒田バズーカみたいなものです。
企業が発行した社債などの債券を大量に買い上げて、市場に資金を流しているのですが、買い取る量を減らしていく、という感じですね。
止めるのではなく減らしていくだけで、買った債券を売るわけでもないです。
なので、直ちに影響はない、ということなのですが…。
リーマンショック後にもやっているのですが、その時は市場が大混乱したそうです。
テンパリングですね。
SBI証券の投信損益は714,927円でした。
先週から1万円とちょっと減りました。
意外と少ないのは、まだちょっと残っている日本株ファンドの値上がりですかね。
売却するの早まったかなー。
次回の運用状況はこちら。
前回の運用状況はこちらのページになっております。
前回以前の運用状況はこちら→投信積立過去ログ
個別のファンドについては、こちらのページで解説しています。→ファンド解説のページ
株とETFのページはこちら→株とETFのページ
※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。
コメント