日経平均株価は3週連続の高騰で、3万円台まで上昇しました。
『節目になる数値まで来たら、反落するだろう』
なんて安易に考えてダブルインバース等を仕込んだら、大変なことになっていたことでしょう。
ダブルインバースというのは、対象の指数が下落すると、逆に価格が上昇するETFです。
ダブルは2倍で、指数が1%下落すると、ETFの価格が2%上昇します。
日経平均は短期間で10%程度上昇したので、日経ダブルインバースは逆に20%の下落になりました。
怖いですねー。
でも急上昇の後は急落が来るかも…
なんて考えてしまいがちですが、僕はそういう根拠のない勘とかで売買せずに、下落したら割安になったところを拾って行きたいところです。
急騰と急落というと、インド株式が8月は好調で、ひと月で10%くらい上昇しているようです。
ここ数日は落ち着いている様子ですが、更に上昇するのか、一転急落するのか、どっちなのでしょうね。
上りも下がりもせず落ち着いていると、手数料とかで減価していきそうですが。
2021.9.10 株式ETF保有銘柄リスト
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 | 9/10時価 | 9/10評価額 | 見込み損益 | (%) |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 10 | 2,180 | 2,283 | 22,830 | 1,030 | 4.72% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 1,975.4 | 2,196 | 109,800 | 11,030 | 11.17% |
1488 | ダイワ上場投信 -東証REIT指数 | 20 | 1,975 | 2,186 | 43,720 | 4,220 | 10.68% |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て 投資適格社債ETF H有 | 50 | 2,669.8 | 2,625 | 131,250 | -2,240 | -1.68% |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 20 | 2,359.5 | 2,387 | 47,740 | 550 | 1.17% |
2554 | NEXT FUNDS 米国投資適格社債 1-10年 H有 | 60 | 1,026.5 | 1,013 | 60,780 | -810 | -1.32% |
2566 | 上場インデックスファンド 日経ESGリート | 100 | 982 | 1,204 | 120,400 | 22,200 | 22.61% |
5020 | ENEOSホールディングス | 1000 | 424.29 | 448.3 | 448,300 | 24,010 | 5.66% |
5702 | 大紀アルミニウム工業所 | 300 | 1,106.66 | 1,848 | 554,400 | 222,402 | 66.99% |
8308 | りそなホールディングス | 100 | 420.00 | 445.7 | 44,570 | 2,570 | 6.12% |
8893 | 新日本建物 | 1200 | 396.08 | 409 | 490,800 | 15,501 | 3.26% |
合計 | 1,774,127 | 2,074,590 | 300,463 | 16.94% | |||
前週 | 1,774,127 | 1,968,230 | 194,103 | 10.94% | |||
前週との差 | 0 | 106,360 | 106,360 | 6.00% |
今週も売買はありませんでした。
ギニアのクーデターでアルミ価格が高騰
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです
アフリカのギニアでクーデターがあり、大統領が拘束されたそうです。
ギニアはアルミニウムの原料になるボーキサイトの主要な産出国で、今後の供給に懸念が生じています。
大規模な販路には癒着が付き物ですが、実権を握る人物が変われば、販路の見直しもあるんですかね。
主な販路は中国のようですが。
・EV自動車など、軽量化によるアルミ需要の増加
・他金属の価格高騰による代替品としての需要も増加
・電力不足などによる、中国でのアルミニウム減産
などで、アルミニウムの価格は既に高騰していたのですが、ギニアの情勢不安で更に高騰しています。
5702-大紀アルミニウム工業所の高騰が止まらない
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです
アルミニウムの価格高騰を受けてか、5702-大紀アルミニウム工業所の株価は、連日の最高値更新になりました。
先週の終値は1,545と既に高騰していたのですが、今週は更に高騰して1,848円まで上昇しました。
一気にストップ高、という騰がり方ではなく、毎日5%上がり続けるような感じでした。
アルミニウム原料の高騰・供給不安がありますが、ここが主に扱っているのはリサイクルアルミです。
原料のボーキサイトを輸入して加工しているのではないです。
廃材を溶かして再生して販売しています。
なので、原料の供給不安や中国の減産は、ここにはプラスに働くんじゃないですかね。
ただ、中国にも工場を持っているようなので、そこの生産はどうなってるの?
という懸念もあるのですけど。
ENEOS、上場子会社NIPPOを非公開化へ
ENEOSホールディングスは、米国の金融大手ゴールドマン・サックスと共同で特別目的会社を設立し、上場子会社のNIPPOを非公開化すると発表しました。
特別目的会社がTOBで市場の株式を買い取って、ENEOSが保有していた株式も買い取るそうです。
このTOBが公式発表前に一部の機関で報道があり、NIPPOは株価が高騰して4,215円に上昇。
しかし発表されたTOB価格は4,000円。
楽して儲けようとした人らは、損失が確定してしまいましたとさ。
いや、TOBを拒否して保有し続けていれば、まだ可能性が…無いですね。
ENEOSの株価は先週の終値436.6円から448.3円へと上昇していますが、日経平均の上昇率と比較すると控えめになっていますかね。
ただ僕は配当金さえ貰えれば、株価はどっちでも良いかなーと、思えたら良いんですが気になりますよね。
リートETFは続落
リートETFは先週に続いて、今週も価格が下落しました。
株価が上がり続けていますから、リートより株式に資金を突っ込んだほうが利益が狙えそうですし、分配金額も減少傾向にあるので、まだ下がるかもしれません。
個別のリート銘柄を見ると、10万円以下で買えて、分配金利回りが5%を超えるものなどもあり、割安感があります。
でもその利回りは過去の分配金で、今後は減少が見込まれるとなると、もうちょっと価格が下がってからになるかなー?
高配当株もリートも、安値になっているところを買いたいですね。
含み益は10万円増加で30万円に
僕の保有銘柄の含み益は、全体で10万円ほど増加して、30万円になりました。
大半は大紀アルミですが、ENEOSなど他の銘柄も株価が上昇しました。
個別銘柄は、全て上昇しています。
大紀アルミはアルミ価格、ENEOSは原油価格の影響を大きく受けそうなので、いつ急落が来るかわかったものではないですけど。
リートETFは下落していますが、まだ安値だったころに買っているので、含み益は残っています。
9月2週目 合計損益
今週の売却損益 | 0 |
2021年売却損益 | 121,540 |
今週の配当・分配金 | 0 |
2021年の配当・分配金 | 23,278 |
未収配当・分配金 | 1,691 |
8月 貸株金利 | 145 |
2021年 貸株金利合計 | 1,012 |
2021年 確定損益合計 | 147,521 |
2021年 確定損益+見込み損益 | 447,984 |
2021年 確定損益+見込み損益(%) | 25.25% |
今週は2件のETFで分配金額が発表されました。
9月決算のETF分配金は、合計780円に
コード | 銘柄 | 保有数量 | 1口分配金 | 分配金計 |
1488 | ダイワ上場投信 -東証REIT指数 | 20 | 21.9 | 438 |
2554 | NEXT FUNDS 米国投資適格社債 1-10年 H有 | 60 | 5.7 | 342 |
合計 | 780 |
1488-ダイワ東証REIT指数ETFの分配金は、1口あたり21.9円でした。
昨年9月の分配金は22.6円だったので、少し減っています。
ETFの価格は上昇していますが、分配金は減っているので、利回りが低下しています。
2554-米国IG債ETFの分配金は、1口あたり5.7円でした。
昨年9月の分配金は7.6円だったので、こちらも減っています。
3月の4.1円よりは増えているのですが…。
見込み利益込みの利益率は25%に
確定利益と見込み利益を合わせた利益率は、25%にまで上昇しました。
しかし半分は大紀アルミニウムの含み益なので、急落したら吹き飛ぶのは危ういですね。
投資金額ではバランスを見ながら投入しているつもりなのですけど。
確定分の利益も、売却益の半分近くが大紀アルミだったりしますが。
2021.09.10 損益の推移
先週350,000円に迫ったところでしたが、今週は400,000円を軽く超えて450,000円に肉薄しました。
見込み利益はあるうちに売却して、利益を確定させたいところなのですが、上がり続けている銘柄を売却するのは難しいですね。
でもこういう所で売却しないから、高騰した銘柄を保有していたのに、結局利益にならない。
なんてことになるんでしょうかねー。
でも、目先の利益を確保しにいくから、大きな利益を得られない、とも言えるわけで…。
悩ましい。
9月2週目のまとめ
日銀が日経平均ETFの買い入れを早々にやめたことで、日本の株価は下落基調が続いていました。
先日、欧州中央銀行はコロナ対策の資産購入ペースを緩めることを決定し、米国もテーパリングを年内に開始すると予定しています。
日本は選挙対策で大規模な経済政策があるかもしれない、ということで、株価が更に高騰する可能性もあります。
でも何もなかった場合の、がっかり下げが怖いですね。
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