2022年10月3週目、17日~21日の投信積立の記録と、米国経済とかの話です。
今回も1週間遅れになってしまいました。
この週も英国の減税と国債大量発行案からの混乱の影響が続いた印象です。
英国債の価格と利回り、英国ポンドの不安定な動きから米国債など英国以外の国債などにも影響が出て、金利の不安定な動きから株価も不安定な動きが続きました。
英国の首相は早々に交代して減税案も白紙撤回。
この混乱はようやく落ち着きそうではあるのですが、世界的なインフレは一向に落ち着きそうになく、経済の混乱は依然として続きそうな気配です。
そんな中で日本でも経済対策案が出てくるわけですが…英国の混乱っぷりがあってもなお、減税とお金配りを主張する人たちは、国を潰したいのでしょうか。
国債を刷るほどに円安が進んで物価が上がると思うのですが…。
10月3週目 投信積み立て残高
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 441,000 | 502,889 | 61,889 | 14.03% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 220,000 | 243,127 | 23,127 | 10.51% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 5,289 | 289 | 5.78% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 103,323 | 114,658 | 11,335 | 10.97% |
合計 | 769,323 | 865,963 | 96,640 | 12.56% |
前週 | 769,323 | 849,599 | 80,276 | 10.43% |
前週との差額 | 0 | 16,364 | 16,364 | 2.13% |
積み立ては2021年1月に開始
S&P500指数は下落を挟みながらも上昇へ
前週に猛反発をした翌日に全戻しをしていたS&P500指数は、また反発して上昇しました。
経済の混乱を招いた英国の減税案の責任の擦り合いで財務相が交代して、英国の方針が変わりました。
その後、首相も変わりました。
やらかしたら直ぐに変わるのは、ちょっと羨ましいですね。
ただ、長期的な経済政策と、直近の市民生活、どちらを重視するべきなのかは何とも言い難いのですけど。
米国では決算ラリーが始まって、まずは大手銀行が上々な決算を出して株価が上昇しました。
金利上昇で貸金業でも利益が増えているようです。
しかし貸倒引当金の計上額も大きくなっているし、証券業務では振るわないようですね。
このまま金利が上がり続けると利益も増えるのしょうけど、返ってこなくて巨額損失を被るリスクも増しています。
これは銀行業だけでなく、債券投資でも同じことが言えるのですけど。
19日からは米国債の利回りが急上昇して、株価は下落しました。
ところが週末になると米国では利上げペースの減速期待論が高まって、株価は騰がり始めました。
インフレが減速しているような指標は見かけないのですが、どういった理屈で出てくるんでしょうね。
とにかく、S&P500指数は金曜日に大きく上昇して、週末の終値は3752.75ポイント。
前週末から約170ポイント、4.7%の大幅上昇になりました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は2%近い上昇に
10月2週末 | ¥19,046 |
10月3週末 | ¥19,393 |
差額 | ↑¥347 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は前週末から2%近い上昇になりました。
S&P500指数は金曜日に大きく上昇しましたが、基準価額の算出に影響する木曜日の終値は大きく下落していました。
前週の木曜日との比較ではS&P500指数は下落しています。
しかし、為替が急激に円安ドル高になっており、円換算したファンドの基準価額はそこそこ大きめの上昇になりました。
しかし、週末に日本銀行の為替介入と思われる動きがあって、為替は大きく円高に向かいました。
ま、一時的なものなのですが。
含み益の合計は10万円に再接近
米国株価の週末比では大きく上昇しましたが、投資信託の基準価額に影響する木曜日の終値はむしろ下がっていました。
でも為替が円安になったので、僕の保有する投信の評価額は増加しました。
含み益の合計は前週末から16,364円増えて、96,640円になりました。
また10万円に近づいてきました。
10月3週目 損益の推移
投信損益はそこそこ増えて、10万円に近づきました。
最近の下落で米国株価は年初からの安値を更新する場面もありましたが、円安の所為か基準価額もさほど大きくは減らないですね。
そのぶん、安く買い増しすることもできないのですけど。
将来の大きな利益のためには安く買い増ししたのですけど、評価額が下がるのも良い気分ではなくて、複雑なところです。
10月3週目 SBI証券の投信損益はちょっと増えた
SBI証券の投信損益は753,879円でした。
前週から3万円くらい増えていました。
これも円安の影響なのでしょうね。
10月3週目 まとめ
翌週の展望予想とか書きたいところですが、1週間遅れの更新ですでに結果が出ているので書けることがないです。
決算の良し悪しでその企業の株価は上下するのですけど、悪かったところの株が売られても良かったところの株が買われて上がります。
株式市場全体での総額はあまり変わりません。
それよりも流通貨幣の総額とかのほうが影響すると思います。
特定企業ではなくて市場全体に投資する。
それがインデックス投資なのですよ。
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個別のファンドについては、こちらのページで解説しています。→ファンド解説のページ
※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、特定の商品や投資活動を推奨するものではありません。
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