2022年12月1週目、11月28日~12月2日の投信積立の記録と、米国株とか経済の話です。
米国では11月の第4木曜日の感謝祭、翌日金曜日のブラックフライデーに続いて、翌週月曜日はサイバーマンデーです。
オンラインショップでの大規模なセールなのですが、近年ではオンラインショップもブラックフライデーにセールをやっていて、もうどっちでも良さそうな感じのようです。
日本でもアマゾンジャパンがサイバーマンデーのセールを12月にやっていたのですが、近年はブラックフライデーのセールをやり始めた影響で、サイバーマンデーのセールはやらなさそうです。
日本記念日協会に登録しているそうなのですけど。
『サイバーマンの日』みたいに感じますし、日本では特売の日としては定着しなかったのでしょうか。
それを言ったら、ブラックフライデーも揚げすぎたエビフライっぽく感じなくもないのですけど。
2022年12月1週目、米国経済や株価の振り返り
前週はS&P500指数の終値が4000ポイント台に戻ってきました。
11月28~29日 米国株は週明けに下落で始まる
週明けの米国株価は下落しました。
ブラックフライデーやサイバーマンデーのセールでお金を使いすぎたからってことはないでしょうけど、株は売られました。
中国でゼロコロナ政策によるロックダウンなどで工場が止まったり、政策反対デモが拡大して混乱しているようです。
その影響でiPhoneの生産が止まっていると報じられたアップル社の株価が下落するなど、米国株価にも影響が出ています。
11月30日 利上げ減速の期待が高まり株価が高騰
11月30日にはFRBのパウエル議長が利上げペースの減速を示唆しました。
ADP雇用者数が前月比で予想以上に下がっていて、雇用の減少によるインフレの低下を期待させるものだったこともありました。
米国長期債の利回りは急低下して、株価は上昇しました。
一方で為替は急激に円高ドル安に向かいました。
12月1日~2日 雇用は堅調、景気は後退感へ
NFPの雇用統計は依然として堅調な米国雇用を示しました。
また、平均時給は上昇しており、インフレ継続を感じさせるものになりました。
しかしISM製造業景気指数は予想を下回る低い数値で、景気は後退しつつあることが示されました。
経済指標の発表後に米国株価は下落したのですが、米国長期債の利回りが下がった影響か株価は11月30日の高値付近まで戻しています。
でも為替は円高ドル安になりました。
12月1週目 投信積み立て残高
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 481,000 | 545,122 | 64,122 | 13.33% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 240,000 | 268,045 | 28,045 | 11.69% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 5,168 | 168 | 3.36% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 109,989 | 121,938 | 11,949 | 10.86% |
合計 | 835,989 | 940,273 | 104,284 | 12.47% |
前週 | 802,656 | 918,137 | 115,481 | 14.39% |
前週との差額 | 33,333 | 22,136 | -11,197 | -1.91% |
積み立ては2021年1月に開始
月初なので買い増しがありました。
12月の定期買い付けは前月と同じ
ファンド名 | 投資総額 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 20,000 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 10,000 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 3,333 |
12月の定期買い付けも前月と同じ3ファンドです。
S&P500指数は前週末から少し上昇
S&P500指数の週末の終値は4071.70ポイントでした。
前週末から45.58ポイント、1%強の上昇です。
景気後退感が強まるなど業績不安はあるものの、米国長期債の利回り低下の影響がやや強かった感じでしょうか。
投信の定期買い付けのタイミングで、ちょうど株価は天井付近になってしまった印象です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は円高で減額に
11月4週末 | ¥19,753 |
12月1週末 | ¥19,500 |
差額 | ↓¥253 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は、前週末から253円下がって19,500円でした。
S&P500指数は1%以上の上昇だったのですが、投資信託の基準価額は1%を超える減額になってしまいました。
ドル円の為替が前週の139円程度から135円くらいへと、急激な円高ドル安になりました。
特に週末は株価は動かず、為替は円高だったので、基準価額の減少に繋がりました。
含み益は減少、前週の増加分が全戻し
買い増しがあったので、保有総額は増えました。
でも基準価額は減額したので、含み益は1万円を超える減少になりました。
含み益の合計は104,284円で、前週の増加分が全戻しになりました。
2022年12月・楽天ポイントを加算した損益
今月の獲得ポイント | 332 |
楽天カード(投信積み立て)累計 | 8,334 |
ハッピープログラム(投信残高)累計 | 141 |
獲得楽天ポイント合計 | 8,475 |
実質損益(金額) | 112,759 |
実質損益(%) | 13.49% |
楽天証券での投信積立のポイント還元は0.5%+期間限定の0.5%で、今回がその限定期間の最後だったと思います。
ポイントは遅れてくるので受け取りはまだ後なのですけど、計上はこれが最後ですね。
12月1週目 損益の推移
今週は投信損益が少し減りました。
11月の初めから、増えて減って増えて減ってであまり変わっていないですね。
しばらく10万円のラインは維持していますけど。
12月1週目 SBI証券の投信損益は16万円減
SBI証券の投信損益は670,979円でした。
先週から16万円減りました。
先進国リートインデックスファンドを売却
先進国リートインデックスファンドを売却したので、その売却益が減っているのでそこまで大きな減益ではないです。
4月には基準価額が14000円台だったので、12000円割れでの売却はちょっと遅かったですね。
売却益が12万円、NISAで非課税
基準価額はピークからは下がっていますが、僕の購入単価は8900円くらいでした。
売却益は12万円くらいで、NISA口座なので非課税です。
20%課税されていたら2万4千円くらいを節税できました。
差額は4万円くらいの減益
投信の含み益は16万円減りましたが、12万円を利益確定して差額は4万円の減益です。
…十分大きいですね。
12月1週目 まとめ
僕は長期投資とは言っていますが、状況次第では売却します。
今回売却したのは一般NISAで非課税期間が限られていました。
まだ期間は残っていましたけど。
欧米の金利上昇で、住宅ローンなどが高金利になっているなど、不動産の売買が活発ではなくなってきて、価格が下落傾向のようでした。
為替が円安だったので投資信託の基準価額は増える場面もありましたが、このところ為替は円高傾向でした。
高金利が続いて為替は円高が進むと、海外リートは更に減るかもしれなかったし、利下げで不動産がまた高値になる前にNISAの期間が終わると、利益なしで非課税の終わりになるかもしれなかったのです。
つみたてNISAなら期間が長いし、上がるまで待てばいいやと思えたのですけどね。
何でもかんでも長期保有すれば良いってものではないです。
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