2022年12月2週目、5日~9日の日本株の運用と、経済の話とかです。
日本政府、というよりも首相の独断専行のようにも見えますが、防衛力強化のための財源確保に増税するつもりのようです。
これにはいつもの検討ではなくて、お早い決断のようですね。
個人の所得税や消費税を充てるつもりはない、とは言っています。
そこを増税しないとは言っていませんけど。
たぶん他の財源確保には増税するんでしょう。
おそらくは企業の法人税とかを狙っている感じなのですが、そこを増税すれば当然、給料や商品の値段に反映されるので、個人の負担は増加します。
国力を上げることで税収を増やすことを考えてもよさそうなものですが、逆に国力を落とすことを選択したことは残念ですね。
国債発行での財源確保案には「未来世代に対する責任として取り得ない」などと言ったそうですが、だったら年寄り世代が作った1000兆円以上の借金を、年寄り世代で今すぐ返済してもらいたいものです。
12月2週目の日本株、日経平均とか振り返り
日経平均株価は前週末に大きく下げていました。
反発上昇にも期待がかかるところですが…。
12月5日~6日 前週末の下落から反発したものの勢いは無し
週明けの日経平均は上昇しました。
市場が開いてすぐは前営業日から下落する場面もありましたが、終値では2日続けての上昇になりました。
しかし50~60円程度の値上がりに留まり、前週末に大きく下落した反動としては物足りない感じもあります。
前週に134円台へと為替が急速に円高に向かって輸出企業などの株価が下落していましたが、週明けには136~137円台へと戻ってきて、輸出企業の株価も多少戻しています。
そんな中、新規上場後に株価が高騰していた<5032>ANYCOLORの株価が急落しました。
IPOで上場した場合、上場前から株式を保有していた大株主にはロックアップ・売却禁止期間というのがあります。
その売却禁止期間が終わりました。
そして早速、100万株の立会外トレードが出てきました。
新規上場時の公開価格から10倍近く値上がりする場面もありましたが、大株主の評価は『売り』のようですね。
7日~8日 米国の景気後退感の株安に引っ張られる
日経平均は週明けに多少上昇しましたが、米国株価は下落していました。
為替が多少円安になったことで持ちこたえていた感じの日本株でしたが、水曜には決壊して下落しました。
9日の金曜日はメジャーSQと呼ばれる日なのですが、その手前は「魔の水曜日」などと呼ばれているそうです。
日経平均は7日に200円、8日も100円くらい下がりました。
9日 米国株の反発上昇で日本株も上がる
8日に米国株価が上昇した影響で、9日の日経平均は上昇しました。
米国で利上げペース減速期待感が高まって、米国債利回りが低下しました。
そして米国株価が上がりました。
半導体指数が上昇したことで、日本市場でも関連銘柄が上昇しています。
ハイテク値嵩株が上昇したので、日経平均は上昇しました。
日経平均株価の週末の終値は27,901.01円。
前日からは326円の上昇でした。
前週末からは123円の上昇になりましたが、28000円には届きませんでした。
2022.12.9 株式ETF保有銘柄リスト
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 | 12/9時価 | 12/9評価額 | 見込み損益 | (%) |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 20 | 2,108 | 2,078.0 | 41,560 | -600 | -1.42% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 1,975.4 | 1,991 | 99,550 | 780 | 0.79% |
1488 | ダイワ上場投信 -東証REIT指数 | 40 | 2,006.25 | 1,987.5 | 79,500 | -750 | -0.93% |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て 投資適格社債ETF H有 | 100 | 1,934.30 | 2,058.0 | 205,800 | 12,370 | 6.40% |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 200 | 1,990.09 | 1,974.0 | 394,800 | -3,218 | -0.81% |
1812 | 鹿島建設 | 200 | 1,370 | 1,544 | 308,800 | 34,800 | 12.70% |
2621 | iシェアーズ 米国債20年超(H有) | 200 | 1,500.25 | 1,597 | 319,400 | 19,350 | 6.45% |
2782 | セリア | 100 | 2,540 | 2,699 | 269,900 | 15,900 | 6.26% |
3468 | スターアジア不動産投資法人 | 3 | 58,700 | 54,800 | 164,400 | -11,700 | -6.64% |
5020 | ENEOSホールディングス | 1000 | 424.29 | 445.2 | 445,200 | 20,910 | 4.93% |
5105 | TOYO TIRE | 300 | 1,596.2 | 1,552 | 465,600 | -13,260 | -2.77% |
5909 | コロナ | 100 | 865 | 866 | 86,600 | 100 | 0.12% |
8308 | りそなホールディングス | 100 | 420 | 637.5 | 63,750 | 21,750 | 51.79% |
8893 | 新日本建物 | 1600 | 400.125 | 452 | 723,200 | 83,000 | 12.96% |
合計 | 3,488,628 | 3,668,060 | 179,432 | 5.14% | |||
前週 | 3,402,128 | 3,565,870 | 163,742 | 4.81% | |||
前週との差 | 86,500 | 102,190 | 15,690 | 0.33% |
・購入
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 |
5909 | コロナ | 100 | 865 |
<5909>コロナを新規購入
<5909>コロナを新規購入しました。
石油ストーブとかの暖房器具、空調機器のメーカーです。
資材高騰のコスト増加と石油高騰で需要減少
多くの企業で同じことが言えるのですが、5909も資材高騰によるコスト増加で利益は減少していました。
そこに石油価格の高騰もあって、石油ストーブの需要減少とかもありました。
5909の株価は少し低迷していました。
減益でも配当金額は維持していた
コロナの配当金の予想額は年2回、14円ずつの計28円です。
2015年から年28円が続いているみたいです。
2020年には例のアレの影響もあって、大きく減益になっていましたが、配当金額は維持していました。
配当性向が200%を超えるような事態になっていたのですが、2023年3月期の予想では100%を割りそうです。
年1回の株主優待はクオカード
<5909>コロナには株主優待制度があります。
権利日は3月末で、クオカードが貰えます。
所有株式数 | 貰えるクオカードの金額 |
100~499 | 500円 |
500~999 | 1,000円 |
1,000~4,999 | 3,000円 |
5,000~9,999 | 5,000円 |
10,000~49,999 | 8,000円 |
50,000~ | 10,000円 |
2022年12月時、コロナ社のWebサイトから引用
https://www.corona.co.jp/ir/stock/benefit.html
優待利回りが一番高くなるのは100株保有ですね。
業績は回復傾向、そこそこの配当金と優待が貰えれば
業績は回復傾向で株価も底打ち感があります。
石油暖房器具の今後がどうか、というのはわかりませんが、電気を使わない暖房器具ということでそれなりの需要はあるんじゃないですか。
僕としては、そこそこの配当金と優待が貰えれば、株価は別に上がらなくてもいいやって感じです。
<2621>米国債20年超 ETFは続騰したけど…
<2621>iシェアーズ 米国債20年超(ヘッジ有)ETFは今週も続騰しました。
1カ月で12%の値上がりに
2621ETFは10月~11月には1口の単価が1300円台まで下がっていましたが、1600円近くまで上昇してきました。
僕は値上がりし始めてからの購入なので含み益もそこまで大きくはありませんが、1カ月前に購入していても10%を超える値上がりになっています。
米国長期債の利回りが急上昇、米国ETFのTLTは少し値下がり
週末の日本株式市場が閉じた後、米国市場では米国長期債の利回りが急上昇しています。
米国ETFのTLT、iシェアーズ 米国債20年超ETFは2.6%の下落になっているようです。
週明けの2621ETFも同様に下落することが予想されます。
米国のインフレ、高金利の長期化になれば米国債の利回りもまた上昇して、債券ETFの価格は下がるかもしれません。
僕としては、また買い場が来てくれるのかって感じで歓迎するところですけど。
含み益の合計は少し増加
主に米国債券ETFの値上がりで、僕の保有銘柄の含み益の合計は少し増えました。
でも1497-ハイイールド債券ETFは少し下落しています。
原油安で<5020>ENEOSホールディングスの株価も下がってきました。
配当金利回り5%が目前です。
<5909>コロナの買い増しで取得総額は350万円近くまで増えました。
含み益の合計は前週から15,690円増えて、179,432円になりました。
12月2週目 合計損益
今週の売却損益 | 0 |
2022年売却損益 | 322,811 |
今週入金の配当・分配金 | 12,050 |
2022年の配当・分配金 | 99,208 |
未収配当・分配金 | 1,770 |
11月 貸株金利 | 271 |
2022年 貸株金利合計 | 3,025 |
2022年 確定損益合計 | 426,814 |
2022年 確定損益(%) | 12.23% |
2022年 確定損益+見込み損益 | 606,246 |
2022年 確定損益+見込み損益(%) | 17.38% |
* | * |
前年までの 貸株金利合計 | 1,508 |
前年までの 売却損益合計 | 166,752 |
前年までの 配当・分配金合計 | 38,701 |
通算 確定損益合計 | 633,775 |
通算 確定損益+見込み損益 | 813,207 |
通算 確定損益+見込み損益(%) | 23.31% |
今週は配当金の入金と、ETFの分配金決定がありました。
9月末中間配当金が入金
コード | 銘柄 | 保有数量 | 1株配当金 | 配当金計 |
5020 | ENEOSホールディングス | 1000 | 11 | 11,000 |
8308 | りそなホールディングス | 100 | 10.5 | 1,050 |
合計 | 12,050 |
ENEOSとりそなの配当金が入金して、合計12,050円です。
<1488>ダイワ-東証REIT指数ETFの分配金は1口あたり11.1円
コード | 銘柄 | 保有数量 | 1口分配金 | 分配金計 |
1488 | ダイワ上場投信-東証REIT指数 | 40 | 11.1 | 444 |
<1488>ダイワ-東証REIT指数ETFの分配金は1口あたり11.1円でした。
40口の保有で、合計444円になりました。
同じ月に決算のある1597ETFは信託報酬が低いのですけど、分配金は1488と同じ11.1円だったみたいですね。
2022.12.09 損益の推移
今週は見込み利益が少し増えました。
配当金の入金がそこそこの金額でしたが、金額確定時に計上済みです。
保有額が増えているから、配当金と分配金が今後増えてくるはず…。
12月2週目のまとめ
値上がりしていた銘柄の株価が下がってくると、
『あのとき売っていれば…』
と思ってしまいますが、売却した銘柄が高騰したら
『なんであの時に売ったんだ…』
と思うわけです。
投資は難しいですね。
週末に日本株は上がったけど、米国株価は下がったので、週明けの日本株は…。
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先週の運用状況はこちらのページになります。
それ以前の運用状況はこちら→株式ETF運用状況・過去ログ
※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。
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