2022年10月4週目、24日~28日の日本株と東証上場ETFとかの運用記録と、経済関係の話です。
日本政府は30兆円規模とも言われている経済対策を打ち出したそうです。
特に、世界的インフレで高騰が続くエネルギー、電気・ガス料金の抑制やガソリンの補助金の継続などが、一般市民に直接関係しそうな政策になるでしょうか。
ガソリンには既に補助金が入っています。
でもそれ以上の値上がりがあって、安くなっているという感じはしません。
電気・ガスも同様に、値上がりが多少緩やかになる程度に留まり、値下がりしたという結果は出ないのではないでしょうか。
だからといって、電気料金の節電ポイント増額といった目に見える還元策を執っても叩かれる始末。
何をやっても文句を言うことが仕事の人たちがいますから、捏造された世論に惑わされることなく、坦々と効果的な経済対策を執り行ってもらいたいものです。
効果的な経済対策を出しているかは疑問が残るところですが。
10月4週目の日本株、日経平均とか振り返り
前週末の日経平均株価は、26,890円。
週末の終値としては9月末以来の27000円割れでした。
24日 米国株高で高く始まるものの、失速する
前週末に米国株価が大幅上昇していた影響なのか、週明けの日経平均は27,233円の高値で始まりました。
しかし27000円を超えると空売りが入るのか、早々に失速します。
この日の最高値は27300円を超えたのですが、その後はズルズル下がって、終値は26,974円。
27000円台を維持できませんでした。
前週末から日本政府の為替介入と思われる動きがあって、為替が少し円高に傾いて、円安恩恵が薄まるとの思惑もあったのでしょうか。
25日~26日 米国株高で日経平均も上がる
米国株価は週明けも高騰が続きました。
企業決算がそこまで悪くなかったり、利上げペースの減速論が出てきたりと、上昇していた米国債の利回りが低下して、米国株価が上昇しました。
米国株価に引っ張られるように、日経平均も上がりました。
市場に混乱を招いた英国の首相が交代して落ち着きそうなことも影響していそうです。
26日には27,578円まで上昇したものの、そこから失速しています。
27日~28日 GAFAM決算の失速でハイテク株安、日経平均もやっぱり下がる
米国株高を牽引してきたGAFAMの決算は、期待外れなものでした。
Fはもうファイザーにでも譲ったほうが良さそうな衰退っぷりです。
「Pfizer」なのでPですが。
GAFAMの株価が下がると、ナスダック100指数が大きく下がります。
米国のハイテク株が下がると、日本のハイテク株も下がります。
ハイテク値嵩株が下がると、日経平均も下がります。
米国ハイテク株の大幅下落があって、28日の日経平均は大幅下落で始まりました。
一時は27000円を割った後、多少戻したのですが、週末ということもあってか午後にはまた失速。
日経平均の終値は27,105.20円。
27000円を挟んで上がったり下がったりな1カ月になりました。
円安で好決算期待もありながら、米国企業の残念決算で今後の見通しは良く無さそう。
そんな感じなのでしょうか。
2022.10.28 株式ETF保有銘柄リスト
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 | 10/28時価 | 10/28評価額 | 見込み損益 | (%) |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 20 | 2,108 | 2,119.0 | 42,380 | 220 | 0.52% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 1,975.4 | 2,034 | 101,700 | 2,930 | 2.97% |
1488 | ダイワ上場投信 -東証REIT指数 | 40 | 2,006.25 | 2,019.0 | 80,760 | 510 | 0.64% |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て 投資適格社債ETF H有 | 50 | 1,878.20 | 1,906.0 | 95,300 | 1,390 | 1.48% |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 200 | 1,990.09 | 1,936.0 | 387,200 | -10,818 | -2.72% |
1812 | 鹿島建設 | 200 | 1,370 | 1,383 | 276,600 | 2,600 | 0.95% |
2866 | グローバルX 米国優先証券ETF | 240 | 983.5 | 968 | 232,320 | -3,708 | -1.57% |
3468 | スターアジア不動産投資法人 | 3 | 58,700 | 56,800 | 170,400 | -5,700 | -3.24% |
5020 | ENEOSホールディングス | 1000 | 424.29 | 489.7 | 489,700 | 65,410 | 15.42% |
5105 | TOYO TIRE | 100 | 1,692.6 | 1,689 | 168,900 | -360 | -0.21% |
8308 | りそなホールディングス | 100 | 420 | 551.8 | 55,180 | 13,180 | 31.38% |
8893 | 新日本建物 | 1600 | 400.125 | 433 | 692,800 | 52,600 | 8.22% |
合計 | 2,674,986 | 2,793,240 | 118,254 | 4.42% | |||
前週 | 2,627,038 | 2,708,040 | 81,002 | 3.08% | |||
前週との差 | 47,948 | 85,200 | 37,252 | 1.34% |
・購入
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 |
2866 | グローバルX 米国優先証券ETF | 10 | 967 |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て 投資適格社債ETF H有 | 10 | 1,898 |
2866 | グローバルX 米国優先証券ETF | 10 | 965 |
2866 | グローバルX 米国優先証券ETF | 10 | 965 |
<1496>iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF を買い増し
<1496>iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETF を10口買い増ししました。
米国では利上げペースの減速期待論が出てきて、米国債の利回りが下がっています。
債券価格は上昇しています。
1496ETF、米国ETFのLQDも値上がりしだしたので、1800円台の安いうちに買っておこうと買い増しです。
多少減速しても利上げが続けば債券価格ももっと下がりそうなものですが、短期債券の政策金利に敏感に反応しても、長期の債券はそのうち利下げするだろう感があるので、あまり下がらないかもしれないです。
すでに十分下がっていますけど。
<2866>グローバルX 米国優先証券ETFを買い増し
<2866>グローバルX 米国優先証券ETFを30口買い増ししました。
前週は円安で価格上昇した後、米国債利回りの急上昇で下落に転じていました。
今週は米国債利回りの急低下があったので米国ETFのPFFDは価格上昇したのですが、為替介入と思われる円高になったので2866ETFは価格が下がりました。
安くなったので買い増しなのですが、PFFDの値動きよりも為替のほうが影響が大きかったですね。
10月28日の終値は968円でしたが、公式サイトの基準価額は962.45円です。
少し東証の価格は割高ですかね。
Jリートは急上昇
価格下落が続いていたJリートは、24日の月曜日に底打ちしたようで、そこから急上昇しました。
1343ETFは24日に2000円を割っていたのですが、28日には2100円を超えています。
含み損が拡大していた僕のJ-REIT ETFは一気に含み益です。
個別のJ-REIT銘柄も急騰しています。
僕のスターアジアはまだ含み損ですけど。
1日ずれてはいますが、1496ETFと同じような動きになっているでしょうか。
米国債の利回りが急低下して、REITも利回りが急低下、価格は上昇と。
東証リート指数が1800台になったら買い増ししたかったのですが、そこをかすめて急上昇で買い時を逃してしまいました。
また下がるかもしれないけど。
含み益の合計は10万円台に復帰
Jリートと米社債ETFの価格上昇もあって、僕の保有総額は増えました。
含み益の合計は前週から37,252円増えて、118,254円になりました。
10万円台に戻りました。
10月4週目 合計損益
今週の売却損益 | 0 |
2022年売却損益 | 322,541 |
今週入金の配当・分配金 | 0 |
2022年の配当・分配金 | 82,158 |
未収配当・分配金 | 5,000 |
9月 貸株金利 | 181 |
2022年 貸株金利合計 | 2,509 |
2022年 確定損益合計 | 412,208 |
2022年 確定損益(%) | 15.41% |
2022年 確定損益+見込み損益 | 530,462 |
2022年 確定損益+見込み損益(%) | 19.83% |
* | * |
前年までの 貸株金利合計 | 1,508 |
前年までの 売却損益合計 | 166,752 |
前年までの 配当・分配金合計 | 38,701 |
通算 確定損益合計 | 619,169 |
通算 確定損益+見込み損益 | 737,423 |
通算 確定損益+見込み損益(%) | 27.57% |
今週は売却や配当金・分配金の増減は無く、見込み損益以外に変動はありませんでした。
2022.10.28 損益の推移
今週は見込み損益が少し増えました。
2022年10月末・通算の損益推移
あと1日ありますが、ほぼ月末なので通算のグラフも。
9月末の急落から持ち直しつつある感じでしょうか。
債券ETFの比率が増えているので、急上昇は期待薄ですかね。
分配金はじわじわ増えてくると思うのですけど。
10月4週目のまとめ
日本企業でも決算ラッシュが始まりました。
僕の保有銘柄はまだ決算が出ていませんが、依然保有していた銘柄では<5727>東邦チタニウムは予想よりはよかったみたいです。
でも円安による増益で販売量は減っているみたいですね。
輸出企業は円安で増益だけど、欧米の景気後退懸念で需要は減少。
そこに円高も加わったら、総崩れになるんですかね。
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※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。
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