4月12日に発表された米国の消費者物価指数(CPI)は、先月よりも更に上昇していて、インフレが進んでいる印象を与えました。
しかしCPIコア指数は予想ほど上昇しておらず、FRBもコア指数のほうを重要視していると見られていることから、インフレ進行の鈍化=金利上昇の鈍化という発想も出てきて、米国債の金利が低下して、株価も上昇する場面も見られました。
予想ほど伸びていないと言っても、インフレが進んでいることに違いは無いですし、金利を上げた効果が出ていると感じたら更に金利を上げて、インフレを抑え込もうとしそうなものですが…市場の反応というのは、わからないものですね。
軽く上げて食いつかせて、売りを浴びせる魂胆でしょうか。
米国のインフレ率は、2%程度が目標値と言われています。
今回発表されたCPIコア指数が、予想6.6%に対して、結果は6.5%でした。
予想より0.1%低かっただけで、目標値とは4.5%も開いているのですけどね。
4月3週目 投信積み立て残高
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 321,000 | 379,401 | 58,401 | 18.19% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 160,000 | 184,789 | 24,789 | 15.49% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 5,163 | 163 | 3.26% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 83,325 | 94,763 | 11,438 | 13.73% |
合計 | 569,325 | 664,116 | 94,791 | 16.65% |
前週 | 569,325 | 664,827 | 95,502 | 16.77% |
前週との差額 | 0 | -711 | -711 | -0.12% |
S&P500指数は反発もあったものの、週間では下落
3月末頃に謎の上昇を見せたS&P500指数でしたが、徐々に下がってきました。
円安が加速した時期でもあったので、日本から米国にお金が流れましたかね?
政府の備蓄放出による原油価格の下落とかもあって、一時的な株価上昇はありました。
しかし、インフレ懸念は消えず、金利上昇を見据えてハイテク株を中心に米国株価は下落が続きました。
冒頭でも触れましたが、13日にはCPIコア指数を見てインフレ懸念が多少和らいで株価も上昇したのですが、FRBの金利上昇・金融引き締めは続きそうな感じで、やっぱり株価は下がりました。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は前週から微減
4月2週末 | ¥19,472 |
4月3週末 | ¥19,406 |
差額 | ↓\66 |
為替は円安ドル高が続いていますが、一時期ほどの勢いはなくなった印象です。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額はS&P500指数が下落した影響で、前週末から66円下がりました。
米国株の下落で、保有総額は711円減
週末は欧米各国で連休のようで、株式市場も大きな変化が無かったのかもしれません。
米国株ファンドは若干の下落でしたが、欧州株は13日に上がっていたようで、先進国株式ファンドは若干上昇しています。
僕の保有資産は米国株ファンドが多めなこともあり、前週末から711円のマイナスで、若干の減少になりました。
4月3週目 損益の推移
保有総額が微減なので、グラフも大きな変化がありませんでした。
3月末頃から大きな変化がないですね。
米国株価は下がっているけど、円安が進んでいて、円換算ではほぼ横ばいになっています。
株安なのだから安く、口数を多く買わせて欲しいものですが、今の評価額が下がるのも良い気分ではなくて、複雑ですね。
4月3週目 SBI証券の投信損益は1万円増加
SBI証券の投信損益は、先週から9,744円増えていました。
こちらは約1万円の増益です。
全世界株式ファンドとかも若干上がっているようですし、その影響でしょうか。
僕はこれ保有してないですけど。
4月3週目 まとめ
米国株安と円安ブースト、どっちが勝つんでしょうね。
僕としては、つみたてNISAの非課税期間が終わる20年後に株高+円安で、高い利益が得られたら、と思うのですけど。
でも20年後に終わるのは最初の1年分で、以降は毎年少しずつ期間が終わっていくので、そこから更に20年間株高が続くなら、再投資したいところですけど。
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