2022年9月4週目、19日~23日の日本株の運用記録とかです。
多くの上場企業が配当金の権利日に設定している9月末が近づいてきました。
また、株主優待の権利日も多くの企業が設定しています。
今月末の株主優待で注目が集まっているのは、<3316>東京日産コンピュータシステムでしょうか。
以前はカレンダーだったのですが、今年からQUOカードに変更するそうです。
それだけだと特に注目するほどでもないのですが、2022年9月末に限って、1株保有の株主にも500円分のQUOカードを配布するのだとか。
来年以降は100株以上保有が条件になるかもしれないですけど。
東京日産コンピュータシステムの株価は、500円前後でした。
それが優待変更の発表後に急騰したのですが、1株しか買わないものだから大きな上昇にはなりませんでした。
配当金利回りがそこそこ高めで、そこに毎年QUOカードも貰えるのなら、長期投資として悪くないのかなーと思うのですが、権利落ち後に安くなってから検討すれば良いか、とも思うのでした。
9月4週目の日本株、日経平均とか振り返り
先週は米国のCPIの影響で大崩れだった日経平均株価。
今週は国内の話題で株価変動するのでしょうか。
20日 連休明けは反発で始まる
19日は祝日でした。
前週末に米国株価が下落していたのですが、日本が休んでいる間に米国株は少し反発しました。
休み明けの20日、日経平均は大幅反発で始まります。
米国CPIが高インフレという結果で日経平均も大きく下落していましたが、大幅下落からの買い戻しと、FOMC後に下げるための力を貯めるためでしょうか。
一旦は27900円台まで上昇しました。
しかし早々に崩れて、昼前には前日比100円程度のプラスとなる27600円台に値を落とすと、そのまま引けました。
21日 米国FOMCを警戒か、どうあがいても利上げで株安よ
『FOMCでサプライズなく0.75%の利上げなら、株価は騰がるのでは?』
などと楽観視する声も一部ではありました。
しかし、CPIが予想以上の高い数値だったことで1%の利上げを警戒する声も大きかったですね。
FRBの政策金利の発表前から米国債の利回りが急上昇していました。
米国の長期債金利が上がると、NASDAQが下がりやすいです。
そうなると日経平均も下がります。
前日に少し戻していた日経平均でしたが、21日は27300円台に下落しました。
22日 日銀の政策金利にサプライズは無し、しかし…
FOMC後のパウエルFRB議長のありがたいお話で、政策金利は大方の予想通り0.75%の利上げでした。
でも米国株価は大きく下落しました。
翌日22日の日本市場でも、日経平均は一時は大幅下落になりました。
一旦は27000円を割りこみ、26955円まで下がりました。
しかし連休前ということで空売りを早々に買い戻したのか、終値は27,153.83円まで戻しました。
この日は日本銀行も政策金利の発表を行っています。
急速に進む円安に対して、対応を行う用意がある─そんなことを言っていたので、もしかしたらサプライズの利上げが全く無くはないのではないか、と警戒もあったのですが、日銀総裁様は当面は利上げをしないと言い切りました。
これで僕は『帰ったら円売ってドルを買おう』と決意したのですが、うちに帰ったら円高になってました。
政府の為替介入で、ドル円の為替は145円から140円へと急上昇していたのです。
すぐ下がるんですが。
2022.9.22 株式ETF保有銘柄リスト
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 | 9/22時価 | 9/22評価額 | 見込み損益 | (%) |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 10 | 2,180 | 2,171.5 | 21,715 | -85 | -0.39% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 1,975.4 | 2,084 | 104,200 | 5,430 | 5.50% |
1488 | ダイワ上場投信 -東証REIT指数 | 40 | 2,006.25 | 2,069.5 | 82,780 | 2,530 | 3.15% |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 200 | 1,990.09 | 1,960.0 | 392,000 | -6,018 | -1.51% |
3468 | スターアジア不動産投資法人 | 3 | 58,700 | 59,200 | 177,600 | 1,500 | 0.85% |
5020 | ENEOSホールディングス | 1000 | 424.29 | 506.4 | 506,400 | 82,110 | 19.35% |
5105 | TOYO TIRE | 100 | 1,692.6 | 1,667 | 166,700 | -2,560 | -1.51% |
8308 | りそなホールディングス | 100 | 420 | 540.8 | 54,080 | 12,080 | 28.76% |
8893 | 新日本建物 | 1600 | 400.125 | 439 | 702,400 | 62,200 | 9.72% |
合計 | 2,050,688 | 2,207,875 | 157,187 | 7.67% | |||
前週 | 1,992,219 | 2,144,995 | 152,776 | 7.67% | |||
前週との差 | 58,469 | 62,880 | 4,411 | 0.00% |
・購入
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 20 | 1,948.9 |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 10 | 1,949.0 |
<1497>iシェアーズ ハイイールド社債ETFを買い増し
<1497>iシェアーズ ハイイールド社債ETFを買い増ししました。
上がったり下がったりしていますが、ちょっと騰がったところで慌てることなく、安くなったところで買い増しです。
たぶんもっと安くなるでしょうけど。
22日の終盤に急騰していますが、誰かが成行で大量注文出して、高値放置を掴んだのでしょう。
日本が休みの間に、米国市場ではHYGが値を下げています。
休み明けの1497ETFも下がるでしょう。
ここまでは『大規模なリセッションが起こらなかった場合』を想定して買い進めてきましたが、今後は『大規模なリセッションが起こる』ことを想定していったほうが良さそうですね。
米国の高利回り証券に投資できるETFとして2866-グローバルX 米国優先証券というETFがもうすぐ東証に上場します。
高利回りという点では1497と同じですが、格付けの低い債券のハイイールド債とは違うものなので、そちらの購入も検討しています。
それとNISAの制度変更が検討されていて、来年からはつみたてNISAをやりつつ一般NISA枠も使えるようになるかもしれないなら、NISA枠の拡充を待ってからETFを買うことも視野に入れておきたいですね。
ETFももっと安く買えるかもしれないし。
<1496>iシェアーズ 投資適格社債ETFも2000円割れ目前
<1496>iシェアーズ 米ドル建て投資適格社債ETFも2000円割れ目前まで下がってきました。
米国ETFのLQDは週末に続落しているので、休み明けの1496ETFもまた下がりそうです。
僕は2000円割れたら割安で再購入の目安かな、と思っていたのですが…LQDの長期チャートを見ると、2018年末から割高になっていたのが終わっただけで、それほど割安感は無いんですよね。
米国では利上げが続いていますが、数年後には利下げを行うと見られているからか、長期債の利回りは短期の債券ほどには上がっていません。
でも日米の金利差は広がっていて、為替ヘッジのコストは上昇しています。
ETFの価格は下がっているので利回りは上がっているでしょうけど、分配金額は金利上昇で増えるのか、ヘッジコストの増加で分配金が減るのか、ちょっと微妙な感じがします。
もうすぐ10月決算の分配金額が出るので、それを見てから考えるとしますかね。
<5020>ENEOS、500円は維持しているけど原油先物が安い
<5020>ENEOSホールディングスの株価は前週末から微増になりました。
しかし日本以外の主要国が大幅利上げを行った影響で景気後退懸念が増しており、原油先物の価格は大きく下落しています。
もうすぐ9月末の配当金権利日で、高配当銘柄のENEOSの値上がりに期待したいところですが、ENEOSの株価が原油先物の価格に連動すると、休み明けの株価は…。
<8893>新日本建物は日経平均に逆行高
<8893>新日本建物の株価は、日経平均とかに逆行して上昇しています。
3日で4円ですが。
それでも急上昇しているように見えてしまうのが新日本建物ですか。
新しいマンションを建てるための土地を取得したとかのIRは出ていますが、まあ順調にプロジェクトが進んでいるのでしょうかね。
売れてなければ土地を買うお金も出てこないでしょうし。
含み益の合計は微増
日経平均とかは下落しましたが、僕の保有銘柄は含み益の合計が少し増えました。
前週から4,411円増えて、157,187円になりました。
でも原油安でENEOSは下がりそう、りそなは失速、債券も続落でリートも安い。
新日本建物の終値がたまたま上がっていただけですね。
日本が休みの間に、世界同時株安です。
休み明けに一気にきそうです。
9月4週目 合計損益
今週の売却損益 | 0 |
先週までの 2022年売却損益 | 322,541 |
2022年売却損益 | 322,541 |
今週入金の配当・分配金 | 972 |
2022年の配当・分配金 | 76,754 |
未収配当・分配金 | 5,404 |
8月 貸株金利 | 239 |
2022年 貸株金利合計 | 2,089 |
2022年 確定損益合計 | 406,788 |
2022年 確定損益(%) | 19.84% |
2022年 確定損益+見込み損益 | 563,975 |
2022年 確定損益+見込み損益(%) | 27.50% |
* | * |
前年までの 貸株金利合計 | 1,508 |
前年までの 売却損益合計 | 166,752 |
前年までの 配当・分配金合計 | 38,701 |
通算 確定損益合計 | 613,749 |
通算 確定損益+見込み損益 | 770,936 |
通算 確定損益+見込み損益(%) | 37.59% |
今週はJリートETFの分配金が入金していました。
1343と1476ETFの分配金が入金
コード | 銘柄 | 保有数量 | 1口分配金 | 分配金計 |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 10 | 17.2 | 172 |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 16.0 | 800 |
合計 | 972 |
1343と1476のJリートETF2件合計で千円弱の分配金の入金がありました。
小さな利益をコツコツと、です。
2022.09.22 損益の推移
今週は見込み利益が微増になりました。
分配金は決算後に金額確定時に計上済みです。
どちらにしろ微増ですけど。
なかなか800,000に届かないですね。
来週にはいくら残っているのやら。
9月4週目のまとめ
FOMC後に米国株は下がるだろうとは思っていたのですが、日銀を警戒していたのでベアETFとかは買えませんでした。
結果的には米国株の下落が大きく、ベアETFを買っておけば…といった感じになりましたが、またいつ介入してくるかわからないようだと、ドル買いはちょっと怖いですね。
短期の売買で利益を得るのは難しいので、今後も安くなったところで買って、値上がりするのをじっと待つ感じで行きたいところです。
さらに下がることも良くありますけど。
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