投信積立9月3週目 日銀の政策金利も忘れちゃいけない

2022年9月3週目、12日~16日の投信積立の記録と、米国株とか経済の話です。

米国株に投資していると気になるのが、米国の政策金利。
その政策金利を決めるFOMCが、9月20~21日に迫っています。

しかし、日本から海外投資をするうえで忘れてはいけないのが、為替です。
その為替に影響を与える米国の政策金利を決定するのがFOMCなのですが、もちろん日本にも政策金利があります。
動かないので忘れがちですが。

日本の政策金利を決める会合が、21日~22日にあります。
急速に進む円安に対して、日銀や政府がどんな対策を立ててくるのか。

とりあえず、様子を見ながら検討はしているんだと思います。

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2022年9月3週目、米国経済、株価の振り返り

S&P500指数2022年9月3週目株価チャート
画像はGoogle検索結果のスクリーンショットです

下げる前には騰がるんです。

12日 インフレ減速期待? 株価は上昇を継続

原油先物価格の下落などもあって、インフレの減速に期待したのか、前週の米国株価は一旦の底打ち、反発をしていました。
原油価格は早々に上昇しはじめていたのですが、米国株価の上昇は週明け12日月曜日にも続きました。
翌週のFOMCでの利上げ幅次第なところはあるものの、とりあえずそこまでは株価上昇が続くのではないか、と僕も思っていました。

13日 伸びるCPIと、沈む米国株

インフレの減速期待が高まる中、13日には消費者物価指数(CPI)の発表がありました。
結果は、予想以上の上昇。
インフレは減速していませんでした。

これでFOMCでの大幅利上げに警戒したのか、米国株価は大きく下落。
NASDAQ100指数に至っては5%を超える下落になりました。

14日~ 若干の反発は見せるものの、利上げへの警戒が高まる

14日に発表された生産者物価指数(PPI)は、多少下がっていました。
しかしコア指数では上がっています。
前日の大幅下落の買い戻しなのか、14日の米国株は多少上昇しました。

でも15日にはフィラデルフィア連銀景況指数が予想外の落ち込みを見せて、マイナスへと突入。
景気後退感が強まり、株価は下落しました。
物流大手のフェデックスが利益見通しを撤回したことも、追い打ちをかけました。

9月3週目 投信積み立て残高

ファンド名投資総額時価総額損益(金額)損益(%)
eMAXIS Slim
米国株式(S&P500)
421,000488,24867,24815.97%
eMAXIS Slim
先進国株式インデックス
210,000236,55526,55512.65%
eMAXIS Slim
先進国債券インデックス
5,0005,3213216.42%
楽天・全米株式
インデックス・ファンド
99,990113,16213,17213.17%
合計735,990843,286107,29614.58%
前週735,990867,804131,81417.91%
前週との差額0-24,518-24,518-3.33%
2022.9.16 楽天証券の投信積み立て残高
積み立ては2021年1月に開始

S&P500指数は急落、3800台へ

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の1カ月の基準価額変動チャート 2022.9.16
画像は三菱UFJ国際投信社Webサイトのスクリーンショットです
https://emaxis.jp/fund/253266.html

米国の消費者物価指数・CPIが高い上昇率を示したことで、米国株価は下落しました。
CPI発表前にはインフレ減速期待が高まっていて、S&P500指数は4100台まで上昇していました。

しかしCPI発表後に米国株価は急落。
S&P500指数は4100台から1日で3900台まで急落すると、景気後退感、企業収益の悪化懸念が高まり、3900も割りました。
S&P500指数の週末の終値は3873.33ポイント。
前週から5%近い下落になりました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は3%下落

9月2週末¥20,255
9月3週末¥19,637
差額↓¥618
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額 前週末比

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は、前週末から618円下がりました。
S&P500指数は5%近い下落でしたが、基準価額は3%程度の下落におさまっています。
とはいえ、金曜日の米国株の下落が反映されていないのですが。

前週末からの株価上昇と円安もあって、週半ばには最高値更新となる20,600円まで上昇していましたが、株価同様に投資信託の基準価額も急降下になりました。

含み益の合計は、また10万円割れに近づく

僕が楽天証券で保有しているファンドの基準価額は、全て前週末から下がりました。
米国株式(S&P500)が3%下がったのに対して、先進国株式は2.4%の下落だったので、多少の分散効果はあったのかもしれないですね。
金曜日は米国株よりも欧州株のほうが大きく下がっている気がしますが。

僕の保有時価総額は、前週から24,518円減りました。
含み益の合計は、107,296円になりました。
米国株も欧州株も下がっているので、また10万円割れが近づいてきました。

9月3週目 損益の推移

2022.09.17 投信損益推移グラフ

含み益の合計は、また10万円に戻ってきました。
先週の上昇を全て吐き出したわけではないのですが、米国株が続落しているので一旦は10万円を切ることが予想されます。
その後はFOMCの利上げ幅次第で、という感じですが、その頃日本はまた連休ですね。

買い増しを続けているので何とも言えないところもありますが、米国株高だった2021年末~2022年初め頃よりも、株安の今の方が含み益は多いのですけど。
為替の影響が大きいですね。

9月3週目 SBI証券の投信損益も減益

SBI証券の投信損益2022年9月17日

SBI証券の投信損益は861,848円でした。
先週から8万円くらい減りました。

売却した日本株ファンドのトータルリターン

先週宣言した通り、日本株ファンドを売却しました。
+66円のところで売却注文したのですが、約定した際には741円に増えていました。

9月3週目 まとめ

CPI発表前に楽観視で上げて急落。
ジャクソンホール会議前も上げて急落。

株価に影響の大きいイベント事の前には、逆向きの動きをするんですかね。
それなら、FOMC後に急落するならその前に一旦上げることになるのですが、さすがにCPIショックから間が短すぎて、上げるに上げられませんか。

FOMCまで下落が続くなら、逆にFOMC後には騰がるんじゃ?
とか、根拠もなく勘で売買すると、碌なことにならないので、僕は坦々と積み立てを続けようと思うのでした。

積み立てつつ、機を見てETF売買なわけですが。

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