株高だった2021年も終わって、2022年が始まりました。
2022年の米国市場、初日。1月3日。
S&P500指数も、NYダウも、NASDAQも、騰がりました。
2022年も、米国株式は株高で始まったのです。
テーパリングとか利上げとか、懸念はあります。
でも、まだ政策金利は上がっていないし、金融緩和が絞られてきても、まだお金がでてくる。
しかし、5日。
FOMCの議事要旨が公開されると、株価は転がり落ちました。
「インフレが止まらないから、利上げとバランスシートの縮小を速めたほうが良くない?」
そんな感じらしいです。
バランスシートの縮小というのは、金融緩和で中央銀行が買い集めた国債を、今度は売却することで、市場のお金を回収する感じです。
国債の金利が上がれば、企業が発行する社債の金利も高くなります。
国債のほうが利回りが高いなら、大抵は国債を買いますから。
お金を借りて事業拡大していた成長企業は、金利の上昇で資金繰りが厳しくなって、成長が鈍る。
国債をたくさん買っている銀行は、利回りが高くなれば利益が増える。
そんな感じで、株価も大きく変動していくらしいです。
1月1週目 投信積み立て残高
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 261,000 | 308,685 | 47,685 | 18.27% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 130,000 | 149,611 | 19,611 | 15.09% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 5,186 | 186 | 3.72% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 73,326 | 82,899 | 9,573 | 13.06% |
合計 | 469,326 | 546,381 | 77,055 | 16.42% |
前週 | 435,993 | 519,862 | 83,869 | 19.24% |
前週との差額 | 33,333 | 26,519 | -6,814 | -2.82% |
月初なので定期買い付けがありました。
つみたてNISAの月額33,333円に収まるように、楽天・全米株式インデックス・ファンドの買い付け額が半分になりました。
ファンド名 | 投資総額 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 20,000 |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 10,000 |
楽天・全米株式インデックス・ファンド | 3,333 |
S&P500指数はFOMC議事要旨の発表をうけて下落
日本の株式市場は大晦日と正月三が日は休みでしたが、米国市場は土日以外は開いていました。
年明け早々、3日からS&P500指数は上昇して、4日には一時は4800ポイントを超える高値をつけました。
更には為替が急激な円安ドル高になり、円換算するととても高くなっていました。
しかし、冒頭でも触れたFOMCの議事要旨発表のあった5日には、株価は大きく下落しました。
時折反発を見せるものの大きくはなく、S&P500指数は下落を続けました。
年末からは100ポイント程度の値下がりで、4677ポイントで週末を迎えました。
12月5週末 | 19,204円 |
1月1週末 | 18,978円 |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額も、やや大きめの下落になりました。
前週末の19,204円から、226円減って18,978円になりました。
為替が年末よりも円安になっているので、株価ほどの下落にはなっていないようです。
楽天・全米株式、VTIはVOOよりもやや大きめの下落に
僕の保有銘柄では、楽天・全米株式 インデックス・ファンドの下落が少し大きめになりました。
米国のETF、VTI(全米株式)とVOO(S&P500)の5日間の価格変動を見比べると、VTIはVOOよりも下落率が大きくなっています。
株価の下落が金利の上昇にあるとするならば、金利上昇による企業収益への影響が、S&P500指数採用銘柄、大企業よりも中小企業に大きな影響になる、と考えられているのかもしれません。
月初の定期買い付けは史上最高値に
僕は投信の定期買い付け設定が月初になっています。
今月は4日に注文が発行されて、5日に約定、になったのですが…。
株価は最高値付近、為替は急激な円安になって、5日の投資信託の基準価額は最高値になっているんですよ…。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の5日の基準価額は、19,408円の過去最高値。
その翌日に、2%超の大幅な下落。
…やっぱり、月初の定期買い付けは高値掴みが多くないですかね?
買い増しで保有総額は増加も、含み益は減少
定期買い付けがあったので、保有総額は増えました。
しかし、33,333円の買い増しに対して、前週末からの保有総額の増加は、26,519円に留まりました。
含み益の合計は6,814円減って、77,055円になりました。
まだ16%の高い利益率になっていますけど、今後の株価はどうなることやら。
2022年1月・楽天ポイントを加算した損益
今月の獲得ポイント | 333+14 |
楽天カード(投信積み立て)累計 | 4,676 |
ハッピープログラム(投信残高)累計 | 75 |
獲得楽天ポイント合計 | 4,751 |
実質損益(金額) | 81,806 |
実質損益(%) | 17.43% |
今月は買い増し金額が33,333円に減ったので、カード決済のポイントも先月までの366ポイントから、333ポイントに減りました。
保有総額は増えているので、ハッピープログラムでの獲得ポイントは先月の12ポイントから14ポイントに増加しました。
獲得ポイントの合計は4,751ポイント、来月も今月と同程度のポイントを獲得できるでしょうから、5千ポイントを超えそうです。
ハッピープログラムのポイントルールが変わるのは残念ですけど…。
1月1週目 損益の推移
保有総額は増えましたが、見込み利益は減ってしまいました。
2021年は大きく減った後は、更に大きく利益が増えているのですけど。
2022年はどうなりますかねー。
米国株は右肩上がり、とは言うものの、数年間下落したままってのも度々あります。
インフレとその対策、金利の上昇はすぐに終えるものではなく、長い目でみる必要がありそうです。
1月1週目 SBI証券の投信損益もそこそこ減少
SBI証券の投信損益は837,913円でした。
先週から4万2千円ほど減りました。
少し前には70万円台でしたし、まだまだ高い利益ではあるのですけど。
資産配分の調整に投資信託をスポット買いするなら、保有額でポイントが貰えるSBI証券にしようかな?
1月1週目 まとめ
金利の上昇で株価が下がるなら、更なる金利上昇が見込まれる現状では、2022年は年初が株価の最高値、ということになるかもしれないですね。
成長力への期待で株価が騰がっていたのが、業績に応じた株価に変動していく。
となるとー。
結局、S&P500で良いような気がしますけど。
コロナ対策のお金ばら撒きで株価が高騰したとはいえ、コロナ前から時価総額の高かった企業群ですから。
…テスラは違いますけど。
次回の運用状況はこちら。
前回の運用状況はこちらのページになっております。
前回以前の運用状況はこちら→投信積立過去ログ
個別のファンドについては、こちらのページで解説しています。→ファンド解説のページ
株とETFのページはこちら→株とETFのページ
※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、特定の商品や投資活動を推奨するものではありません。
コメント