恒大集団のデフォルトリスクは、中国内だけでなく、米国含め世界中で同時株安を引き起こしました。
ただ、現状では恒大集団に直接投資をしている投資家・企業などは損失を受けるかもしれませんが、リーマンショックのような大規模な経済損失を引き起こす可能性は低い、と考えられているようです。
月曜に株価は下がったものの、市場が閉じる前にはすでに反発しており、火曜日以降もある程度は株価も戻っていました。
とはいえ、デフォルトリスク・破綻危機は何も解決しておらず、ある程度の損失を被る人がいることは間違いなさそうです。
既に暴落した株や債券を投げ売った場合、損失が確定していますしね。
しかし安心できないのは中国にべったりな企業で、自分が恒大集団に投資していなくても、取引先が多額の投資をしていたら、『入金されなかったので払えません』ということが無いとは言えず。
世界中で爆買いしていた不動産成金が、一斉夜逃げ・踏み倒しなんてことにならなければ良いのですが。
デフォルトリスクが懸念されているのは恒大集団だけでなく、実はアメリカ政府も危険な状況だったようで。
長引くコロナ禍で、米国政府は国債を刷りまくって、お金をジャブジャブ投下しているわけですが、債務上限まで刷ってしまって、もう国債が発行できないと。
国債の金利・償還の支払いには、国債を刷ってお金を作る必要がある。
でも国債がもう刷れない。
お金が作れない。
このままでは金利・償還費用が払えず、デフォルトしてしまうー。て感じで。
昨年は民主党がトランプの足を引っ張るために、経済政策を打てなくしていましたが、今度は共和党がバイデンの足を引っ張るわけですよ。
デフォルトを起こせば経済に打撃ですが、国債を発行しすぎるのも問題になり得るので、どちらが良いとは一概には言えないのですが。
僕は多少債券にも投資しているので、米国のデフォルトは困りますけど。
9月4週目 投信積み立て残高
ファンド名 | 投資総額 | 時価総額 | 損益(金額) | 損益(%) |
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 181,000 | 201,770 | 20,770 | 11.48% |
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス | 90,000 | 99,210 | 9,210 | 10.23% |
eMAXIS Slim 先進国債券インデックス | 5,000 | 5,122 | 122 | 2.44% |
楽天・全米株式 インデックス・ファンド | 49,995 | 53,662 | 3,667 | 7.33% |
合計 | 325,995 | 359,764 | 33,769 | 10.36% |
前週 | 325,995 | 359,497 | 33,502 | 10.28% |
前週との差額 | 0 | 267 | 267 | 0.08% |
S&P500指数は続落後、反発へ
S&P500指数は先週から引き続きの下落で、一時は4,300ポイント前半まで下がりました。
その後は反発するものの、FOMCを控えていたためか、水曜までは控えめな上昇に留まりました。
様子見ムードで迎えたFRB議長の会見では、テーパリングを直ちには開始しない、ということで株価は上昇。
しかし、来月にはテーパリングの内容を発表することが示唆されたため、大きな株価上昇とはなりませんでした。
週末の終値は前週からは多少上昇しているものの、9月初めの高値を更新するまでには至りませんでした。
前週末からは、22.49ポイントの上昇になっています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の基準価額は、前週末から2円の減額になっています。
金曜日の終値では多少の上昇なのですが、基準価額の算出は木曜の終値を参考にしているので、減額ですね。
木曜日のS&P500指数を比較すると、前週から24.77ポイントの下落です。
為替がドル高になっているので、基準価額の減少が抑えられています。
先進国株式インデックスは微増
テーパリング警戒もあったのか、米国株式(S&P500)の基準価額は微減でした。
一方、米国株が少し停滞している間に、欧州の株価は上昇していました。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスの基準価額は、前週末から34円の増額になっています。
このへんに、米国だけでなく欧州にも分散投資できている効果が出ているのかな、と思うところですが。
金曜日は欧州の株価、下がってるんですよね。
保有総額は前週から微増
僕の楽天証券での投信積立総額は、前週から267円の微増になりました。
牛丼並盛1杯ぶんにもなりませんね。
ひとまず下落は止まった、といったところでしょうか。
9月4週目 週毎の損益の推移
損益グラフは、先週とほぼ変わらず、といったところです。
日毎のグラフにすれば、間に下がって上がって、となるのですけど。
先月までは、下落後は最高値更新まで上昇していました。
しかし今月は、もう反発の勢いも止まってしまって、高値更新には至らなさそうですね。
今後は、配当金再投資でジワジワと、ですかね。
9月4週目 まとめ
量的金融緩和政策も終わりが近づいて、ボーナスステージも終わりが見えてきました。
一旦は株価が下落してしまうかもしれません。
でもそこで慌てて売ることなく、コツコツと買いためて、将来の株高でヒャッハーできることを願うばかりです。
下がる前に一旦、全部売却してしまうのも手なのですが、もしかすると下がらないかも?
と淡い期待も抱いてしまうのです。
NISAではない特定口座で保有していた投資信託は、僕は既に大半を売却済みですけど。
SBI証券の投信損益は698,266円でした。
先週から5千円ほど減りました。
国内リートのファンドが、ごりごり減ってるんですよねー。
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※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。
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