2022年9月13日に、<3468>スターアジア不動産投資法人の2022年7月期の決算発表がありました。
7月末権利日の分配金額も確定しています。
スターアジア不動産投資法人の2022年7月権利の分配金額は、予想通りの1口当たり1,476円でした。
1年間の分配金額が2,952円。
2022年9月13日の終値59,500円で計算すると、利回りは4.96%です。
僕の購入金額だと5%です。
スターアジア不動産投資法人については別のページでそれとなく解説しているので、そちらもご覧いただければと思います。
分配金額は事前予想通りの1,476円に
冒頭にも書きましたが、スターアジア不動産投資法人の2022年7月権利の分配金額は、予想通りの1口当たり1,476円でした。
僕は3口保有なので4,428円の分配金になります。
税金引かれますが。
1月期よりも内部留保の取り崩しは減少
決算期 | 2022年1月期 | 2022年7月期 |
1口分配金 | 1,476円 | 1,476円 |
1口当期利益 | 1,397円 | 1,430円 |
差額 (内部留保取り崩し) | 79円 | 46円 |
2022年1月期と7月期の比較
スターアジア不動産投資法人 第13期(2022年7月期) 決算説明会資料より引用
http://starasia-reit.com/
分配金は1,476円なのですが、1口あたり当期純利益は分配金額を下回る1,430円だったようです。
前期の1月期の分配金も同じ1,476円でしたが、1口あたり当期純利益は1,397円でした。
1口あたりの利益は増額しています。
巡航分配金として分配金の下限値を出している
スターアジア不動産投資法人は巡航分配金を算出して、それを分配金の下限値とする方針を出しています。
利益が巡航分配金を下回った場合は、内部留保を取り崩して分配金額に充てています。
保有物件の稼働状況などによっては、目標となる分配金の下限値を出せない場合もあるかと思いますが。
利益超過分配金は無し
内部留保を取り崩していますが、これまでの繰越利益から出ています。
投資元本の払い戻しになる利益超過分配金は出ていません。
内部留保が無くなったらどうするかは、わかりません。
2023年の予想分配金額
今後の投資を考えるうえで重要なのは、来期以降の分配金額ですよね。
1月期は同額、7月期は増額の見込み
決算期 | 2023年1月期 | 2023年7月期 |
1口分配金 (予想値) | 1,476円 | 1,485円 |
1口予想利益 (予想値) | 1,397円 | 1,439円 |
差額(予想値) (内部留保取り崩し) | 79円 | 46円 |
2023年1月期と7月期の予想値
スターアジア不動産投資法人 第13期(2022年7月期) 決算説明会資料より引用
http://starasia-reit.com/
来期以降の分配金予想額は、23年1月期は22年と同額、7月期は9円増額見込みです。
保有物件の稼働状況などによるでしょうけど。
2022年8月の増資で利益は増額見込み
スターアジア不動産投資法人は2022年8月に新投資口を発行して、増資を行いました。
そのお金で物件を追加取得しました。
物件が増えたので、利益も増える見込みです。
投資口も増えていますが、1口当たりの分配金額は1月期は前年と同額、7月期は前年から増える見込みです。
今後も増資をやりそう
スターアジア不動産投資法人は2022年8月に新投資口を発行しましたが、2021年もやっています。
今後も増資をやりそうです。
決算短信にも『検討します』って書いてありました。
増資をする際は投資口を安く買えることがあるので、機会があれば狙ってみたいものです。
まとめ
スターアジア不動産投資法人の2022年9月13日の終値は59,500円でした。
1年間の分配金額が2,952円。
利回りは4.96%です。
2023年の予想分配金は2,961円。
予想利回りは4.98%です。
日本は低金利ですけど、この利回りはありがたいですね。
元本は一切保証されないので、損失が出る場合がありますけど。
円安の影響で海外から見たら日本の不動産は割安だ、と言われたりしますけど、いつまでつづくかわからないんですよね。
スターアジア不動産投資法人はREIT銘柄の中では単価が低いほうなのですが、それでも6万円前後します。
もっと低額でREITに投資してみたい、って場合はJリートETFなどもあります。
僕の個人的な投資状況が気になる方は、こちらのページからご覧いただければと思います→株式ETF運用状況・過去ログ
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