日経平均は2%以上の大きな反発を見せて、週末を迎えることになりました。
しかし、週末の終値を比較すると、先週から3%ものマイナス。
年始の高値からは9%も下落しています。
金曜日の反発がなければ、10%以上の下落になっていました。
その反発も、月末だから空売りの利益確定で買い戻しといった感じで、ここから反転、上昇へ─といった印象は見られないですね。
今まで当面の底値と思われた27000円は、実は天井の上に立っていただけで、底はもっと下でした─。
そうなってもおかしくはなさそうです。
株価が下落していても、業績が良く、しっかりと利益を出している企業もたくさんあります。
指数の下落に巻き込まれて優良企業の株価が安値になっていれば狙いたいところですが…そういう企業は、株価下がらないんですよね。
2022.1.28 株式ETF保有銘柄リスト
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 | 1/28時価 | 1/28評価額 | 見込み損益 | (%) |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 10 | 2,180 | 2,090.0 | 20,900 | -900 | -4.13% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 1,975.4 | 2,009 | 100,450 | 1,680 | 1.70% |
1488 | ダイワ上場投信 -東証REIT指数 | 30 | 2,033.33 | 2,007.0 | 60,210 | -790 | -1.29% |
1496 | iシェアーズ 米ドル建て 投資適格社債ETF H有 | 50 | 2,669.8 | 2,461 | 123,050 | -10,440 | -7.82% |
1497 | iシェアーズ 米ドル建て ハイイールド社債ETF H有 | 21 | 2,358.8 | 2,272 | 47,712 | -1,823 | -3.68% |
2554 | NEXT FUNDS 米国投資適格社債 1-10年 H有 | 70 | 1,021.85 | 972.0 | 68,040 | -3,490 | -4.88% |
3468 | スターアジア不動産投資法人 | 2 | 59,600 | 59,300 | 118,600 | -600 | -0.50% |
5020 | ENEOSホールディングス | 1000 | 424.29 | 453.9 | 453,900 | 29,610 | 6.98% |
5702 | 大紀アルミニウム工業所 | 500 | 1,279.8 | 1,493 | 746,500 | 106,600 | 16.66% |
5727 | 東邦チタニウム | 300 | 954 | 875 | 262,500 | -23,700 | -8.28% |
8308 | りそなホールディングス | 100 | 420 | 490.4 | 49,040 | 7,040 | 16.76% |
8893 | 新日本建物 | 1500 | 400.47 | 411 | 616,500 | 15,801 | 2.63% |
合計 | 2,548,413 | 2,667,402 | 118,989 | 4.67% | |||
前週 | 2,548,413 | 2,761,903 | 213,490 | 8.38% | |||
前週との差 | 0 | -94,501 | -94,501 | -3.71% |
今週は売買がありませんでした。
5727-東邦チタニウム、前年比で増益で配当増額も株価は下落
1月27日に5727-東邦チタニウムの2022年3月期第3四半期決算発表がありました。
前年同期比では大幅な増益。
業績予想を上方修正。
予想配当金が前年と同額の12円から2円増額の14円、期末配当金が6円から8円に増額。
これだけ見れば上々なのですが…多くの企業は株価が騰がっていた28日に、東邦チタニウムの株価は下落しました。
前年から増益と言っても、前年が赤字ですから…。
とはいえ、赤字は単年で業績は好転していますし、来年度以降に期待しましょうか。
東証リート指数は反発するものの、ちょっと弱い
先週大きく下落した東証リート指数は、今週は反発して値上がりしています。
しかし勢いがないですね。
米国の金利が上がって債券の利回りが高くなって、日本のリートの分配金利回りが低いままだと、じゃあ債券でいいやって考えてしまいます。
最近、日本でも利回りだけは少し高めのジャンク債が販売されたようですが、リート売ってジャンク債買っちゃった人もいそうですね。
銀行株は高値を維持
銀行株は1月中旬の高値からは下落していますが、昨年末と比較すると高値を維持しています。
米国の金利上昇は、収益的にはむしろプラス。
配当金利回りは高いし、せっかく安く仕込んだのに手放すなんて、とんでもない。
…でもこの株安で、銀行が保有している株の評価損、大丈夫ですかね?
近く発表される決算は株価下落前の業績なので、まださほど影響しないでしょうけど。
見込み利益は大幅減少、昨年の利益が溶けていく
僕の保有銘柄は値上がり5件、値下がり7件でした。
大紀アルミニウム工業所と東邦チタニウム、非鉄金属の分野で値下がりが大きかったですね。
見込み利益の合計は前週から94,501円減って、118,989円になりました。
半減とまでは行きませんでしたが、44%減。
2週続けての大幅な減少になってしまいました。
1月4週目 合計損益
今週の売却損益 | 0 |
2022年売却損益 | 0 |
2022年の配当・分配金 | 1,255 |
未収配当・分配金 | 1,112 |
1月 貸株金利 | 236 |
2022年 貸株金利合計 | 236 |
2022年 確定損益合計 | 2,603 |
2022年 確定損益(%) | 0.10% |
2022年 確定損益+見込み損益 | 121,592 |
2022年 確定損益+見込み損益(%) | 4.77% |
* | * |
前年までの 貸株金利合計 | 1,508 |
前年までの 売却損益合計 | 166,752 |
前年までの 配当・分配金合計 | 38,701 |
通算 確定損益合計 | 209,564 |
通算 確定損益+見込み損益 | 328,553 |
通算 確定損益+見込み損益(%) | 12.89% |
今週も見込み損益以外に変動はありませんでした。
2022.01.28 損益の推移
見込み利益は多少…かなり減りましたが、いずれ利益も積み上がっていくでしょう。
業績悪化による株価の下落は話が別ですが、利益をしっかりと上げていて、株主還元も疎かにしない企業なら、多少の評価額変動は気にしないほうが良いですね。
1月4週目のまとめ
高値になっていた株を、安く買えるようにする。
これがあの首相の言う分配なんですかね?
分けるはずの富が、溶けて無くなっているように思いますけど。
来週も上場企業の決算発表が続きます。
内容によって、株価は上がったり下がったりするでしょう。
短期的には、期待とは逆の値動きになるかもしれません。
でも増益が続いて、成長していく企業は、株価も騰がっていくでしょうから、業績が良くて今後も期待できる企業の株式を持ち続けたいものです。
そんな企業が見つけられれば、の話なのですが。
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