2023年3月1週目、2月27日~3月3日の日本株の運用と、経済の話とかです。
ほぼ1週間遅れの更新です。
1株でも売買できる単元未満株取引といものがあります。
S株とかミニ株とか、ネット証券各社で取り扱いがあったものの、楽天証券では扱っていませんでした。
それが2023年春に、ついに楽天証券でも「かぶミニ」という単元未満株の取り扱いを始めることになったようです。
投信積み立てのポイント還元では先行しながら、後発に好条件を出されて投げてしまった感のある楽天証券。
単元未満株ではネット証券各社が出そろった後で、後出しの手数料最安で対抗してきました。
買い付け手数料無料、売却手数料も業界最安の11円。
ただし売買価格に0.22%のスプレッド、という名の実質手数料を追加で取るので、実際はもう少し高いようですけど。
日本株は1単元が100株ということで、普通に売買するには100株単位になります。
1株が数百円くらいの単価の低い銘柄であっても、1回の売買は100株・数万円になって、高額になりがちです。
1株でも売買できる単元未満株サービスなら、少額でも投資ができるということで、それなりに人気があるようです。
楽天ポイントでも株が買えるようですし、大手ネット証券が揃って取り扱うようになって、いろんな選択ができるようになるのは良いのですけど…ちょっと手数料周りが複雑で、わかりにくいですね。
売買価格に上乗せ・間引きして『手数料は最安』と言ってるあたりが特に。
例を見た限りでは実際に安いみたいですけどね。
3月1週目の日本株、日経平均とか振り返り
前週の日経平均株価は、週末の終値では下落していたものの、週末に大きく上昇していました。
2月27日 米国株安でも日本株は下げ渋る
週明けの日経平均は、下落で始まりました。
前週末に米国株が下落していた影響もあって、朝は安く始まりました。
しかし為替が円安になっていて、値上がりしている銘柄も多くあり、一時は前日比でプラスになる瞬間もありました。
でもレーザーテックなど半導体関連株は下がっていて、ハイテク値嵩株の下落の影響が大きく、日経平均は少し下がりました。
28日~3月2日 どっちつかずで大きく動かず
3月2日まで、日経平均は27500円を挟んで行ったり来たりで、大きな動きになりませんでした。
ナスダックが上がれば、日本でもハイテク株が一緒に騰がる。
米国の金利上昇でナスダックが下がると、円安になって日本株が騰がる。
そんな感じです。
3日 日経平均は急上昇で28000円に接近
3日の日経平均は急上昇しました。
<9983>ファーストリテイリングが月次の売上を発表したのですが、前年との比較でかなり好調だったようで、ここの株価上昇が日経平均にも大きく影響しているようです。
それと、前日の米国株が上昇していたことも関係しているでしょう。
日経平均株価の週末の終値は、27,927.47円。
前週末から473.99円の上昇で、28000円に接近しました。
ここまで上昇すると、節目のインバース買いをしたくなるところですが…。
2023.3.3 株式ETF保有銘柄リスト
コード | 銘柄 | 数量 | 取得単価 | 3/3時価 | 3/3評価額 | 見込み損益 | (%) |
1343 | NEXT FUNDS 東証REIT指数ETF | 50 | 2,035 | 1,968.5 | 98,425 | -3,325 | -3.27% |
1476 | iシェアーズ・コア Jリート ETF | 50 | 1,975.4 | 1,888 | 94,400 | -4,370 | -4.42% |
1496 | iシェアーズ 米ドル建 IG社債ETF H有 | 100 | 1,934.30 | 1,939.0 | 193,900 | 470 | 0.24% |
1497 | iシェアーズ 米ドル建 HY社債ETF H有 | 200 | 1,990.09 | 1,928.0 | 385,600 | -12,418 | -3.12% |
1597 | MAXIS Jリート ETF | 20 | 1,877 | 1,890.5 | 37,810 | 270 | 0.72% |
1812 | 鹿島建設 | 200 | 1,370 | 1,649 | 329,800 | 55,800 | 20.36% |
2621 | iシェアーズ 米国債20年超(H有) | 500 | 1,505.7 | 1,440 | 720,000 | -32,850 | -4.36% |
2866 | グローバルX 米国優先証券ETF | 10 | 946 | 956 | 9,560 | 100 | 1.06% |
3468 | スターアジア 不動産投資法人 | 3 | 58,700 | 54,100 | 162,300 | -13,800 | -7.84% |
5020 | ENEOS ホールディングス | 1000 | 424.29 | 477.0 | 477,000 | 52,710 | 12.42% |
5105 | TOYO TIRE | 300 | 1,596.2 | 1,592 | 477,600 | -1,260 | -0.26% |
5909 | コロナ | 100 | 865 | 916 | 91,600 | 5,100 | 5.90% |
8893 | 新日本建物 | 1600 | 400.125 | 498 | 796,800 | 156,600 | 24.46% |
合計 | 3,671,768 | 3,874,795 | 203,027 | 5.53% | |||
前週 | 3,671,768 | 3,872,425 | 200,657 | 5.46% | |||
前週との差 | 0 | 2,370 | 2,370 | 0.06% |
今週は売買がありませんでした。
Jリートは上昇一転、急降下
2月半ばからじわじわ上昇して、前週末に少し急上昇していたJリートETF。
日銀の緩和政策続行の期待もあって反発、上昇へ…と思わせておいて…下がりました。
月末なら権利落ちかな、と思うのですけど月を跨いでの下落なので、ちょっと何がおこっているのか、わからないですね。
2621ほか米国債券ETFは下落が続く
前週末に反発上昇していた2621ETFですが、週明けから下落が続きました。
米国長期債の利回りはまた4%くらいまで上昇しました。
債券価格は下落して、ETFも下落しました。
でも4%を大きくは超えて来ないので、もう少し安くなったら買いたいなーと思っていたら、なかなか買うタイミングが来ないです。
<1812>鹿島建設の株価はじわじわ上昇
2月14日の決算発表で急騰した<1812>鹿島建設はその後もじわじわと株価が上昇しています。
3月末の配当権利日も近づいていますし、そこそこ配当利回りも高いので配当取りもあるんでしょうか。
鉄鋼とかのほうが騰がっていますし、配当利回りも高いようですけど。
東証はPBR1倍割れの銘柄が多いことを問題視しているそうで、該当銘柄にはPBR引き上げのため自社株買いとかが期待されているようです。
鹿島は2022年11月の決算発表後に自社株買いを行いましたが、PBRは1倍に届いていません。
追加の自社株買いに期待したいところですが、3Qには増配を発表したばかりですし、PBR1倍割れでペナルティが決まっているわけでもないですからねぇ。
含み益の合計は微増
Jリートと米国債券は下落。
TOYO TIREも下落したものの、ENEOSなど他の個別株は上昇しました。
保有総額では2,370円の微増で、含み益の合計は203,027円になりました。
3月1週目 合計損益
今週の売却損益 | 0 |
2023年売却損益 | 40,560 |
2023年の配当・分配金 | 8,544 |
未収配当・分配金 | 16,745 |
2月 貸株金利 | 310 |
2023年 貸株金利合計 | 962 |
2023年 確定損益合計 | 66,811 |
2023年 確定損益(%) | 1.82% |
2023年 確定損益+見込み損益 | 269,838 |
2023年 確定損益+見込み損益(%) | 7.35% |
* | * |
前年までの 貸株金利合計 | 4,533 |
前年までの 売却損益合計 | 437,069 |
前年までの 配当・分配金合計 | 119,115 |
通算 確定損益合計 | 627,528 |
通算 確定損益+見込み損益 | 830,555 |
通算 確定損益+見込み損益(%) | 22.62% |
月初なので貸株金利の入金がありました。
2月分の貸株金利は310円
2月分の貸株金利は310円でした。
先月の327円から少し減りました。
2月は日数が少ないですからね。
2023.03.03 損益の推移
前週からは貸株金利と見込み損益が微増になりました。
増えて欲しいですけど、とりあえず減らなきゃいいですよ。
3月1週目のまとめ
3月期末が近づいてきて、権利取りとかも活発になってきたでしょうか。
権利日間際になると高値になっているし、かといって早めに買うと業績悪化とかで安値になるのが怖いし。
売買のタイミングは難しいですね。
次週の運用状況はこちら。
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それ以前の運用状況はこちら→株式ETF運用状況・過去ログ
個別の銘柄について、なぜその銘柄に投資したのか、または投資しない理由などを解説しているページもありますので、よろしければそちらもご覧ください。→株式ETF・銘柄解説のページ
※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。
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