株運用2月1週目 大手の賃金上昇は僕に関係無くもない

株式ETF運用状況・めざせ不労所得生活2023年2月1週目

2023年2月1週目、1月30日~2月3日の日本株の運用と、経済の話とかです。

最近は大企業の賃金上昇のニュースをちらほらと見かけます。
自分の勤め先じゃないから関係ないし、わざわざ公表しなくても…と思うかもしれませんが、人件費の増加でコストアップによる収益減少に繋がるため、上場企業は公表しないわけにはいかないのでしょう。

インフレに苦しむ従業員の生活を守る的なイメージアップを図っているのかもしれませんけど。

大企業が賃上げをすると、そのコスト増加分は販売価格の上昇をするか、仕入れ価格の低下に繋がります。
仕入れ価格が低下するということは、下請けの中小企業の売り上げが減って、利益が減ることになります。
中小企業も仕入れコストを下げられれば良いのですが、原料価格の高騰が続けば、それができません。
抑えられるのは人件費くらいです。

ニュースだけを見ると景気が良いから、そこに便乗して公務員の給料が上がったり、年金受給者も「もっと寄越せ」と言い出す。
その裏には割を食っていて声を上げる元気もない人たちだっているんだ、ということを少しは気にかけてもらいたいものです。

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2月1週目の日本株、日経平均とか振り返り

日経平均株価2023年2月1週目株価チャート
日経平均株価2023年2月1週目株価チャート
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです

前週の日経平均は続騰で27000円台の乗っていました。

1月30日 上げ下げを繰り返して終値は横ばい程度に

1月30日の日経平均は、上がったり下がったりを繰り返して忙しい感じになりましたが、終値はほぼ横ばいな感じの前日比+50円程度になりました。

決算発表の内容によって、個別株には大きな動きも見られました。

前週に業績の上方修正、配当金の増額、株式の分割、自己株式の所得などを発表していた<4063>信越化学工業は続騰しています。

一方、原油先物価格の下落などでENEOSなどが下がりました。
中国の経済活動再開の需要増加期待などで価格が上昇していた金属など資源価格も下がり始めていて、関連企業の株価も下がっています。

31日 米国株安で日経平均も少し下げる

30日に米国株価が下がった影響なのか、31日の日経平均は下がりました。
前日上昇した50円の倍額になる100円減です。

増益決算ながら増配や業績予想の上方修正などが無く、年末からの株価急騰に対しては期待外れに終わった<8316>三井住友フィナンシャルグループは下落して、他の銀行株も撤退売りが続出している感じです。

2月1日 米国株高で朝高値、FOMC警戒で様子見ムードへ

前日の米国株が反発上昇したので、日本株も朝から上昇しました。
しかし日経平均が27500円まで来ると節目売りが入るのか、上昇は続きませんでした。

また、米国でFOMCを控えていて、利上げ縮小期待の米国株高からパウエルさんが引き締めるお言葉を放つのではないか、との警戒もあったでしょうか。

個別には大幅減益となる決算だった<6920>レーザーテックが10%を超える急落になっています。

2日 米国ハイテク株高だが円高の逆風

FOMCは利上げ幅縮小で、米国株はハイテク株を中心にNASDAQなどは大きく上昇しました。
そうなるとハイテク値がさ株が日経平均を引き上げる、かとも思われましたが、為替が円高になったことが逆風になって、日経平均は50円と少しの小幅な上昇に留まりました。
TOPIXは上がるどころか、下がっています。

3日 日経平均は続騰で27500円台へ

NASDAQが続騰したので、日経平均も続騰しました。
しかし27500円を超えると節目売りが入るのか、勢いが続きません。

米国で雇用統計の発表を控えていることから、様子見ムードといった感じでしょうか。
それでも日経平均の終値は27,509.46円で、節目のラインに乗せています。
週間では126.9円の上昇になりました。

個別にはLINEとヤフーを合併する方針を出した<4689>Zホールディングスの株価が12%の急騰になっています。
そもそも完全子会社なので合併したところで名前が変わるくらいしか影響が思い当たらないのですが、単純に業績が良かったから株価が騰がったのかもしれません。

2023.2.3 株式ETF保有銘柄リスト

コード銘柄数量取得単価2/3時価2/3評価額見込み損益(%)
1343NEXT FUNDS
東証REIT指数ETF
502,0351,975.598,775-2,975-2.92%
1476iシェアーズ・コア
Jリート ETF
501,975.41,89494,700-4,070-4.12%
1496iシェアーズ 米ドル建
IG社債ETF H有
1001,934.302,072.0207,20013,7707.12%
1497iシェアーズ 米ドル建
HY社債ETF H有
2001,990.092,004.0400,8002,7820.70%
1597MAXIS Jリート ETF201,8771,881.537,630900.24%
1812鹿島建設2001,3701,506301,20027,2009.93%
2621iシェアーズ
米国債20年超(H有)
5001,505.71,572786,00033,1504.40%
2842iFreeETF NASDAQ100
インバース
1028,96528,920289,200-450-0.16%
3468スターアジア
不動産投資法人
358,70053,300159,900-16,200-9.20%
5020ENEOS
ホールディングス
1000424.29452.6452,60028,3106.67%
5105TOYO TIRE3001,596.21,535460,500-18,360-3.83%
5909コロナ10086591691,6005,1005.90%
8893新日本建物1600400.125479766,400126,20019.71%
合計3,951,9584,146,505194,5474.92%
前週3,662,3083,869,970207,6625.67%
前週との差289,650276,535-13,115-0.75%
2023.02.03 株式ETF保有リスト

・購入リスト

コード銘柄数量取得単価
2842iFreeETF NASDAQ100インバース1028,965
2023年2月1週目 購入リスト

2842-iFreeETF NASDAQ100インバースを購入

2842-iFreeETF NASDAQ100インバース 2023.2.3株価チャート
2842-iFreeETF NASDAQ100インバース 2023.2.3株価チャート
画像はgoogle検索結果のスクリーンショットです

2842-iFreeETF NASDAQ100インバースを購入しました。

インバースETFは指数とは逆の値動きになる

NASDAQ100は年始から偶に下がる場面もあるものの、上昇が続いていました。
2842-iFreeETF NASDAQ100インバースは指数とは逆の値動きになるので、年初から価格は下がり続けています。

さすがに上げすぎ、それでも騰がるのがNASDAQ

さすがにNASDAQは短期間で上がりすぎかな、と思ったのでインバースETFを買いましたが…。
長期的にはNASDAQはまだ安値圏だと思います。
週末に米国株は少し下落しましたが、売りを誘うトラップにも見えるので、インバースETFは早々に撤収したほうが無難かもしれないですね。

3468-スターアジア不動産投資法人は7月期に分配金増額見込み

3468-スターアジア不動産投資法人 2023.2.3株価チャート
3468-スターアジア不動産投資法人 2023.2.3株価チャート
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3468-スターアジア不動産投資法人は分配金の権利落ちもあって下落しました。
予想分配金1,476円に対して、週間の下落は1,800円と、分配金以上の下落になっています。

そんなスターアジアですが、2月1日に7月期の予想分配金を増額するプレスリリースを出しています。

2022年8月に増資と物件取得を行って9円の分配金増額見込みを出していましたが、そこからさらに増額しています。
追加で67円の増額、1月期からは合計で76円の分配金増額予想になっています。

5909-コロナの決算は大幅増益

5909-コロナ 2023.2.3株価チャート
5909-コロナ 2023.2.3株価チャート
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2月3日に5909-コロナの決算発表がありました。
経常利益は業績予想の2倍となる大幅増益になっています。

電気代高騰で石油暖房器具の需要が高まる

電気代の高騰と年末の寒波・大雪などもあって、石油暖房器具の需要が高まっているようです。
1月には電気代の値上がりが大きな問題になっていたので、更に需要が伸びてくるかもしれないですね。
政府の電気代補助もありますけど。

ここ数年の配当性向から増配は厳しいかも?

コロナの業績は復調気配となりましたが、ここ数年は石油価格の高騰や資源高などもあって、業績は低迷していました。
それでも配当金は減らさずに出していたのですが、配当性向が3年連続で100%超え、200%を超える年もあるくらいです。

大幅増益なら配当金の増額にも期待がかかりますが、業績の上方修正もなかったのは増配無しのマイナスインパクトを避けた、とも考えられるわけで…。

含み益は少し減少

米国経済の楽観論で債券ETFは上昇しましたが、米国では週末に大幅安になっているので週明けに安くなりそうです。
前週まで上昇が続いていた鹿島建設は、同業の残念決算の影響か下落しています。
日本国債の利回りが上昇中で、REITと不動産株が下がっています。
資源安でENEOSも下落しました。

ETFの購入で保有時価総額は400万円を超えましたが、含み益は少し減りました。
含み益の合計は前週から13,115円減って、194,547円になりました。

2月1週目 合計損益

今週の売却損益0
2023年売却損益39,010
今週入金の配当・分配金0
2023年の配当・分配金444
未収配当・分配金8,100
1月 貸株金利327
2023年 貸株金利合計652
2023年 確定損益合計48,206
2023年 確定損益(%)1.22%
2023年 確定損益+見込み損益242,753
2023年 確定損益+見込み損益(%)6.14%
前年までの 貸株金利合計4,533
前年までの 売却損益合計437,069
前年までの 配当・分配金合計119,115
通算 確定損益合計608,923
通算 確定損益+見込み損益803,470
通算 確定損益+見込み損益(%)20.33%
2023年2月1週目 合計収支

月初なので貸株金利の入金がありました。

1月分の貸株金利は327円

1月分の貸株金利は327円でした。
前月は325円だったので、2円増えました。

2023.02.03 損益の推移

2023.02.03 株式ETF損益の推移
2023.02.03 株式ETF損益の推移

貸株金利が入金したので、そこが微増になりました。
1年前と比べたら気持ち太くなっているように見えなくもないです。

見込み益が少し減ったので、合計損益も少し減りました。

2月1週目のまとめ

決算の度に書いているように思いますが、増益決算だから株価が騰がる、というわけではないです。
決算前までの株価推移から、市場の期待値とかも推し量って、それに対して結果がどうだったかと、今後の見通しも考えなければいけないのです。

僕はそのへん面倒なので、それなりの利益を出していて、それなりの配当金を出している企業を、割安だと思える株価のときに買うようにしています。

割安だと思って買っても、そこから更に下がるのは良くあることですけど。

次週の運用状況はこちら。

先週の運用状況はこちらのページになります。

それ以前の運用状況はこちら→株式ETF運用状況・過去ログ

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※これはあくまでも、やすふじ個人の投資状況であり、投資を推奨するものではありません。

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